補助金に依存するビジネスの危険性…。

以前このブログで、「補助金依存型ビジネスの末路」という記事を書きました。社会情勢や震災などの影響もあり、政府(国)はさまざまな補助金・助成金を用意しています。

この補助金というものは、なかなかの曲者であり、取り扱いを間違うと経営の根幹を揺るがす事態を招いてしまいます。

なぜなら、補助金というものが”永遠に続くものではない”からです。当たり前ですが…。

政府が補助金を潤沢に用意したビジネスこそ、安易に始めるのは危険です。スタートは切れたとしても、早急に自活していくための組織づくりを進めなければなりません。

補助金を頼りにして、千載一遇のチャンスとばかりに始めるビジネスこそ落とし穴に注意しましょう。

補助金の捉え方は、あくまでも「獲得できから儲けもの」です。

ビジネスは、まずは普通のやり方を模索する必要があります。普通のやり方とは…。

自己資金が理想ですが、融資を受けて、ビジネスをスタートさせ、収益構造(ビジネスモデル)を構築していくことです。

企業経営を進めていく上で、経営者が悩むのは「カネ」と「ヒト」に集約されます。

カネを生み続けるためのビジネスモデルは、念入りに創り上げていく必要があります。

時々、補助金を”アテにする”経営者の方を見ますが、とても危険です。補助金は公金であり、使わせてもらうにはさまざまなハードルや書類の準備、報告義務などが伴うもの。

アテにした(依存した)運営・経営をしてしまうと、報告義務に忙殺されたり、書類づくりに振り回されたり…従来の商売に邁進する労力を削がれることを覚悟しなければなりません。

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