いい会社プロジェクト−5 〜田島興産のキセキ〜
昨日は佐賀市の元気印企業、田島興産のお手伝いのため伺ってきました。この会社…コンサルタントである小生のハートをくすぐって止みません。笑。
長時間にわたる会議もあっと言う間に終わってしまいます。笑。
代表の田島広一社長が、経営の舵取りを大きく切ったのは、ちょうど22年前。平成10年からです。
”これから”の事業の柱として、リフォーム事業に進出してからでした。それまでは、設備工事などの下請け事業が柱でした。しかしそれでは、元請企業の裁量によって大きく業績が変化していきます。
そこで、エンドユーザーを真の顧客と位置づけ、下請けからの脱却を図り、直接受注の増加によって経営の安定化を図ったのです。
それまでLPガスを取り扱う、顧客様とのつながりが功を奏して、新規リフォーム受注を実現することができました。
エンドユーザーを主な顧客様として受注することは、ある意味冒険だったそうです。なぜなら、1件あたりの受注額が、下請け工事受注よりもはるかに安価だからです。
だけど「その選択肢は間違ってなかった。最終ユーザー様との直接受注で、多くのお客様から支えられる経営を実現できている。」と田島社長は言います。
中小企業の経営基盤とは何か…?このブログでも再三訴えていますが、顧客様(ファン)の絶対数に他なりません。少数のお客様に多額の受注額を依存すると、いざという時に足元が揺らぐからです。
田島興産は、このエンドユーザーを顧客様として「お客様の”くらし”の幸せ」実現のために邁進する…そんな企業なのです。
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