中小企業がやってはいけない競争 〜戦略のタブー〜

中小企業が、とらざるべき競争戦略について書きたいと思います。いくつかあるのですが、もっとも避けるべき戦略は何だと思いますか?

それは”価格競争”と呼ばれるものです。

規模の経済において、大企業と比較することができない中小企業は、価格で勝負しては絶対にいけません。

規模の経済とは、大量仕入や大量生産などにより、仕入コストや製造コストを抑えることができるという経済効果のことです。

中小企業は、その戦略を取ることは不可能です。

中小企業の取るべき戦略は、高価格・高付加価値戦略なのです。つまりお客様がとても欲しいと思ってもらえる商品を、高価格で売る…という戦略です。

そんなことは不可能だ…と思われている中小企業経営者の方々。日本は広い。全国を見渡すと、高価格・高付加価値経営を実践されている中小企業はたくさん存在します。

また、その多くの企業は不況知らず。立派に経常利益を叩き出している優良企業です。

その高価格・高付加価値戦略は、メーカー・卸・小売業、飲食店、サービス業など業種業態に捉われず存在しています。

我が恩師、坂本光司先生(法政大学大学院教授)の著書「日本でいちばん大切にしたい会社」や「ちっちゃいけど世界一誇りにしたい会社」に多数紹介されていますよ。

是非ご一読ください。

PS.後日またご案内しますが、平成29年6月8日(木)に坂本先生を佐賀市内にお呼びし、講演会を企画しています。ご期待ください。

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