コロナ終息後にもたらされる経営環境
明日にでも政府の緊急事態宣言が発表されそうです。7都府県に及ぶそうですが、このコロナショックは長期戦になることは間違いないでしょう。特効薬やワクチン開発がひとつの区切りとなると思われますが、まだまだ先のようです。
企業経営においても、甚大な影響がでることは間違いありません。このブログでも再三書いていますが、まずは運転資金の確保が先決です。そのうえで、シビアな資金繰り計画と投資計画を併用して策定し、的確な資金マネジメントをしていきましょう。
問題は、コロナが終息した後のことです。
おそらく、経営や商売に対する価値観の大変革が起こり得ます。大変革・大変化に対応する企業経営が求められます。
もっとも重要なのは、”ホンモノ経営”の追求です。中小企業経営の基本は「高品質・高価格・高付加価値経営」です。ですので、ますますの品質保持・向上経営が求めれると考えます。
企業間格差はますます進むでしょう。お客様から選ばれる企業経営を普段から実践しているか?社員を大切にする経営を普段から実践しているか?仕入先・関係先から支えられる経営を普段から実践しているか?
中小企業経営のコアである「高品質商品・高品質サービス」を研鑚・提供しているか…。
改めて試される時代が到来するはずです。
高品質は企業ブランディングの根幹です。ブランディング戦略を実践し、確立している企業は、コロナ終息後も打ち手は無限にあり、様々な環境に適応していけるでしょう。
コロナによる経済環境で、時間確保が容易になっている中小企業においては、今できる開発や技術研鑚、各種社内の制度構築や整備、お客様とのリレーションを強くするための施策などを実行に移してください。
新しい緊急中小企業経営対策として「持続化給付金」が発動されます。詳細は明日4月7日にネット上で公開されるようです。
各種セーフティネット制度をうまく活用し、この厳しい状況を乗り切りましょう。
”いい会社”に成長するためのチャンスと捉え、今できる戦略を実践していきましょう。
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