”いい会社”になるために…。その実像に迫るー1

大学院時代も、修了後も、そして今でも中小企業経営学の恩師である坂本光司先生。坂本先生が研究された”いい会社”になるための要因(ファクター)をまとめた、チェックリスト「いい会社になるための100の指標」というものがあります。

そのチェックリストを改めて吟味させていただきました。

内容を明かすことはできませんが、なるほど、いい会社というのは”スキ”がありません。

毎年、「人を大切にする経営学会」が主宰するアワードで、全国の中から「すばらしい経営をされている企業」を表彰するというイベントです。

そこは、忖度も何もない純粋かつ厳正な審査があります。賞はいくつか用意されていますが、もちろんあらゆる角度から、企業の姿勢や貴重な取り組み、努力を診られることになります。

このアワードには、「いい会社になるための100の指標」を100点満点中、70〜80点はクリアしていないと表彰の大賞にはならない…と坂本先生の言葉。

とてもハードルが高い難易度です。

”いい会社になるための100の指標”を詳細に分析していくと、業績に関するチェック項目は圧倒的に少ない。

では、何を診られるか…?それは経営に対する姿勢(あり方)なのです。業績(収益)はあくまでも結果現象。正しい経営を組織の隅々まで実践しているか…を問われますし、診られます。

今日のような緊急事態に対応できるのは、”いい会社”に実証される企業なんだと改めて考えさせられます。

内容は明かせませんが、次回項目を教えましょう

 

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