中小企業診断士のマインドセット!ーARIKATA【7】

【続・中小企業診断士として収入アップのための成長プロセス要件】

中小企業診断士の初期設定には、まず「調べる」「書ける」が必要であることを、先述しました。今回は、その続編「話せる」「取れる」について書きます。

「話せる」というスキル…。このスキルは、かなり磨いておく必要があります。プロの経営コンサルタントには、”アナウンス・パワー”が必須です。種々様々な場面で、説得力を持たせた”伝える力”が必要だからです。

この「話せる」スキルは、常に磨きをかけておく必要があります。語彙力、発声力、表現力…様々な要素で構成されるからです。また、中小企業診断士として必須の要件である所以は、まだまだあります。

例えばセミナー。セミナーや講演会、勉強会においては聴衆のハートをぐっと掴む瞬間が必要です。そこには、”想いを伝えようとするエネルギー”や”内容をわかりやすく伝える、分解構成力”などから構成されます。

ではこの「話せる」スキルをどうやって磨けばいいでしょうか?それは、プロの講演家やプレゼンテーターなどの話し方を学ぶことが近道です。

また、「話せる」スキルはコンサルティング支援の提案を行う際に、絶対的に必要です。これは、実際に仕事につながるかどうかの分水嶺となるスキルといえます。解りやすいプレゼンテーションスキルに磨きをかけて、「仕事を獲得」してほしいと願っています。

最後に「取れる」スキルです。

これは、まさに経営コンサルタントして仕事を「獲得できるか」というスキルを意味します。

優秀な経営コンサルタントが、仕事を獲得できるか?というと必ずしもイコールとは限りません。優秀なコンサルタントは、知識やフレームワークに頼りすぎる傾向が強いから…という仮説を持っているのですが…。

経営者から、「このコンサルタントは、知識は豊富で勉強になるが、我が社に成果をもたらすイメージが湧かない」と思われたら、仕事になりません。

逆に、「このコンサルタントは、我が社にかなりの便益をもたらしてくれそうだ」と思われたら、仕事になります。そこには「取れる」スキルが大きく左右します。

このスキルにいては、詳細に話すと”テクニック論”になりますので、この章ではテクニックについては詳細後述することにします。「あり方」をお伝えしたいので…。

このように、「調べる」「書ける」「話せる」「取れる」スキルを磨き上げて、経営コンサルタントとして「稼げる診断士」を目指してください。

 

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