中小企業経営コンサルタントの立ち位置

経営コンサルタントという仕事は、特段に資格か必要なわけではありません。それだけに、様々な存在(立ち位置)が主張されています。また、様々なコンサルティング支援の方法があります。

しかし、中小企業専門のコンサルティングは特徴的です。中小企業経営コンサルティングにおける、経営コンサルタントの立ち位置は、「社外取締役」としてのミッションに向き合うこと…です。つまり、経営の意思決定や、戦略実行のフェーズにおいて総合的に関わる支援です。

大手コンサルティングファームやシンクタンク系コンサルティングファームが、大企業の部分的(プロジェクト的)経営に関わる支援と違い、中小企業経営専門の支援はトータルサポートが基本となります。

中小企業経営は、課題の連続です。次々と立ち塞がるハードルに対して、それを超えるか?避けて通るか?判断(意思決定)を、データや経験から導き出し、経営者に助言していきます。時には、根幹を揺るがしかねないギリギリの判断を迫られることもあります。

中小企業経営コンサルタントの責任は重大です。ですので、コンサルタントは経営者と一緒に悩み、苦しみ、課題解決の光明を何とか見つけ出して助言・提言しなければなりません。

自分(経営コンサルタント)が、クライアント(経営者)ならばどう判断し、どう戦略実行していくか…同じ目線で”我がこと”として、考えることが大切です。その真摯で謙虚な姿勢に、経営者からの信用・信頼をいただけるのです。

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