何よりも社員のモチベーションを大切にする

企業が大きくなっていくと、経営は一人ではできなくなり、スタッフの頑張りが鍵を握っていきます。そのため、経営者は「社員のモチベーション」にケアする必要が出てきます。

…とこういう話を講演会やセミナーなどですると、「社員のご機嫌ばかりとってどうしますか?」とか「社員を甘やかしたらロクなことがない。」などという経営者の方々から質問を受けることがあります。

こういう場合は、僕の話の伝え方に問題があるのだ…と自責思案することにしていますが、どう伝えても伝わらないことがあります。

おそらく、経営(商売)の価値観に違いかと思われます。話が噛み合わないからです。

もちろん、経営は社員のご機嫌とりの場ではありませんし、社員を甘やかしてばかりではロクなことはありません。

僕が主張するのは、「社員が燃えるような情熱を持って、業務に打ち込むような環境を創る、あるいは整えることこそ経営者の大切な仕事なのです」…という意味なのです。

社員を大切にしない経営は、いつの間にか終焉を迎えます。理由は簡単!優秀な社員から、その企業に見切りをつけて、去って行くからです。

何度も訴えますが、中小企業経営で最も大切な経営資源は「ヒト(人)=人財」です。経営は、人を採用(雇用)し、人を育て、人を幸せにする営みなのですから。

業績はあくまでも結果現象!

いい会社になることこそ、目標とすべき指標です。

いい会社とは…「周囲(社会)が、あの会社は”いい会社”だねと言われる会社」です。

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