結果を評価される人々
以前勤めていた会社でのこと。経営者が言いました。「仕事は結果が全てである!」。う〜ん。ある意味かっこいい言葉に、納得するはずが、なんかモヤモヤ感があります。
その会社はセミナーとして、プロ野球選手を招聘したりしていましたから。何だか頷けます。
これは僕の主観ですが、結果を評価されるのは「経営者」だけです。一般の現場スタッフは、結果ばかりを評価されては、たまったものではありませんよ。
一般社員は、明らかにプロセス評価をされるべきです。
結果が全て…を宣う経営者は言いました。「結果とは業績、売上。働かざるのも食うべからず!」と。では聞きましょう。関節部門の方々「総務や事務職」などは、どんな結果評価をするのですか?
プロ野球の世界に生きる人々は、完全に結果を問われます。結果を評価される指標(数字)も明らかになりますから。
しかし、企業に勤める社員は、結果ばかりを評価されると疲弊していきます。何よりも、現場スタッフのモチベーションが大切です。
モチベーションが上がる瞬間は、成長プロセスを実感している時です。
ですので、評価は成長プロセスを辿っていることに焦点をあてるべきなのです。
人事考課で成長プロセスを、明確にして具体化した評価基準をつくることが重要です。
ちなみに、結果(業績や売上)が全て(その当時は、”水揚げ”と表現してました。仕事は漁ですか?笑)という組織・チームは、将来いいことがありません。それは歴史が証明しています。
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