業務日報って必要ですか?
中小企業経営者の陥りがちな思考に、「業務日報の義務化」があります。僕もサラリーマン時代には、日報が課せられかなりのストレスを感じた経験があります。
これは主観ですが、「業務日報は、時間とストレスの無駄使いである」と思います。日報というものは、何のために必要なのか?経営者から、業務日報の導入を相談されることがありますが、「スタッフが入社間もない頃(最高で1年間)は、必要でしょう。あとは必要ないと思います。」と答えています(もちろんこれは、TPOによって変化しますが…)。
多くの場合、業務日報は幹部や経営者が、スタッフの動きを”管理”したいときに義務化します。裏を返せば、メンバーを信じていないということになりませんか?
日報で管理するのでなく、日頃からのコミュニティが大切で、意思疎通を日常風景としていれば、業務日報など全く必要ありません。
そして、「日報を出せ!」と日頃から注意されている社員は、だいたいモチベーションが低くなっている証拠です。
業務日報で管理している以上、その社員の成長は望めません。ある一定に時期に、日報をやめて日頃からのコミュニケーションを密にするようなマネジメントが理想です。
働き方改革が叫ばれ、労働時間の短縮が当たり前の価値観となった今、業務日報などの無駄業務は即刻廃止して、自らの成長やお客様満足度の工場に時間を割くようにしましょう。
理想型は、自ら考え、自らを律し、自ら行動できる社員です。
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