いい会社をつくりましょう!
表題は、日本でいい会社と言われる企業の代表格「伊那食品工業」の経営理念です。ここに「たくましく、そしてやさしく」とフレーズが続くのですが、僕はこの経営理念の美しさに惚れ込んでいます。
勝手にですが(笑)、僕が提供する講演会やセミナーのタイトルにしているほど…です。
伊那食品工業の塚越会長は、「いい会社とは?」の問いに、「周りが、いい会社だねと評価してくれる会社」と言われています。なるほど。すべての評価は第3者がするものだし、周りがほっとかない会社は、結果的業績が素晴らしいに決まっています。
このコロナ禍において、「いい会社」をつくることに邁進する企業と、業績至上主義の企業とでは、格差がさらに広まることは必定でしょう。
であるならば、外部環境(コロナ禍)を受け入れて、常に平常心の営みを続けた企業だけが生き残るはずです。
業界的な大変革は、アフターコロナでも起こり得ないと僕は思っています。当然ですが、人々の価値観の変化により新しいビジネスチャンスの発生や、古いビジネスモデルの衰退は起こるでしょう。
ひとつだけはっきりしていること…それは、業界内での格差拡大がさらに急速に広がるということです。
いつの時代でも、社員を大事にし、お客様目線を崩さず、取引先との良好な関係を構築する…そして、地域社会に貢献している…。そんな企業が社会から高い評価を受けて、支えられる経営を実現できるのです。
この現象はどの業界でも同じ。コンサルティング業界でも同じです。
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