中小企業経営者のARIKATA学【プロローグ】

先日会社のオフィスで、書類やデータを処理していた時のこと。名刺交換した経営者の数はおよそ1000人。面談した経営者は、およそ500人であることに気づきました(大学院時代〜会計事務所〜独立後に渡る14年間)。

この仕事をしていると、中小企業経営者の「あり方やマインド、特徴」というものに強制的に触れ合うことになります。当然ですが、リスペクトできる経営者像、リスペクトできない経営者像が浮き彫りになるわけです。

また、中小企業診断士は経営コンサルタントですから、経営者の人間学を見つめなければならない仕事です。自然と、その「あり方」を研究する機会に触れるわけです。

およそ20年間の中小企業経営の現場を駆け回った経験から、実に様々なタイプの中小企業経営者と触れ合ってきました。その特徴も、分かってきました。その中で、成功する経営者、失敗する経営者の「ARIKATA」が明確になってきました。

中小企業経営者の皆様、あえて問います。あなたは、社員からリスペクトされていますか?慕われていますか?信頼されていますか?

自社の社員からリスペクトされない社長が、お客様から信頼をかと勝ち取れるでしょうか…。

続けて問います。支援者・協力会社、ステイクホルダーを見下したように接していませんか?「こっちは金払っているんだ!」という考えのもと、無理な要求をしていませんか?

中小企業は、支えられる経営をしていく必要があります。協力者(会社)を社外社員として大切に接していますか?

このブログを通じて、改めて中小企業社長のマインドや姿勢を啓発情報として、発信していきたいと考えています。

経営は「やり方」ではない「あり方」が問われるというのは、恩師・坂本光司先生の言葉。

この言葉の意味を、毎日経営の現場を駆け回る度に噛み締めている今日この頃なのです。

この「あり方」を、現場からの生きた発信という形で書いていきたいと考えているのです。長い長い執筆になりますが、時々このタイトルで書いていきますので、是非ご参考にしていただければ幸甚です。

 

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