コンサルタントとの付き合い方

経営コンサルタントを生業にして、様々なクライアントの課題解決に当たっています。すると、首を傾げたくなる事案に出くわすことがあります。

最近の事案ですが、クライアントがコンサルタントの言いなりになってしまう…。これはまだ可愛い方で、コンサルタントがクライアントの通帳、実印、その他重要書類を預かり、乗っ取りに近い状態で資金を吸い上げるような事案もあります。

コンサルタントに支援をお願いしたいと考えている、経営者の皆様に言いたい。

コンサルタントは、万能ではありません。ましてや神様ではない。たまに、コンサルタントの言う通りにしたいから、絶対的な方向性を”指導”してほしい…という経営者にもお会いしますが、自社の成長は望めないでしょう。

コンサルタントは、「クライアントの経営状態に”肉薄”し、その問題点に寄り添った個別具体案を提案する専門家」です。そして、「価値と価値を組み合わせて、新しい価値を創造する専門家」です。

それ以上でも、それ以下でもないと小生は思っています。

「私は失敗したことがありません」と断言するコンサルタント。

部下と一緒に来ていたのに、いつの間にか部下から見捨てられ(辞めてしまい)、そのくせ”人財育成とは?”などとのたまうコンサルタント。

提出資料や研修テキストが誤字脱字だらけで平然としているコンサルタント。

こんなコンサルタントには要注意です。

 

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