【Vol.1】中小企業経営はブランディング経営である!

【お知らせ】

毎週金曜日に配信してるメルマガ「赤ひげ診断士のアウトロートーク」で、コンサルティングのノウハウを無料ダウンロードできるようになりました。自身のコンサルティングや、自社の経営にお役立ていただければ嬉しいです。

https://www.mag2.com/m/0001693674

********************************

中小企業経営は、大企業のそれと違い、価格における優位性は皆無です。当然です。大量仕入れ・大量生産でのコストダウンは無理ですし、大量生産のための設備投資にも限界があります。

中小企業経営の目指すべき戦略は「高品質」戦略です。優先順位第1位の戦略。大企業の製品に、品質で劣るようでは勝負になりません。同じ製品でも、徹底的に品質にこだわるべきです。また、優れた品質を求める消費者はいて、ターゲットを絞ったニッチマーケットをセットすることが基本になります。

「高品質」は、「高価格」の裏付けとなります。ハイクオリティの商品は、顧客満足度が高い。「安かろう、悪かろう」の商品を中小企業が扱うべきではありません。

「高価格」が実現すれば、「高付加価値(高粗利)」が可能になります。つまり、儲かるわけです。

この一連の「高品質、高価格、高付加価値」経営の実現こそ、ブランディングの成功と言えます。ブランディングは、即実現できるほど甘い戦略ではありません。全社一丸となって取り組むべき、重要な戦略です。

また、巷で勘違いされているのが、キャッチコピーや言い回し、言語化でブランディングが成立する…あるいは、広告や情報発信でブランディングできるといった妄想。

これは全て、「伝え方」の問題です。もちろん伝え方は重要です。しかし、ブランディングにおける最大の成果は「顧客化=ファンづくり」です。たとえ、広告戦略やキャッチコピーで新規客を作れても、リピーターになってくれなければ、本当の経営基盤は作れないのです。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL