中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【58】

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【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士の基本的提案思考ー5〜】

中小企業診断士は、経験を積むごとにノウハウが蓄積され「ウデを磨くことができる」職業だと言えます。それは、他の専門家「医者」や「弁護士」が経験値で名医や名法律家と言われるように…。

経験値の少ない中小企業診断士は、説得力がありません。なぜなら経験値が少なく、オリジナルノウハウが薄く、考え方もブレまくるからです。

クライアントに対して、自信を持ってコンサルティングサービスを提案する場合、経験値に裏付けされた仮説を立てる必要があります。

コンサルティングというのは、その仮説を地道に検証していく作業のことです。

クライアントに対するプレゼンテーションで、もっとも有効な内容は、「コンサルティング事例」です、つまち成功談や失敗談など。

経営の、あるべき論を並べ立てても、経営者の胸を打つことはありません。なぜなら、クライアントの方が経営のプロなのですから。

たまには仮説が外れる場合があります。しかも、外部環境によって外れる場合もあります。外れた場合のリスクや対処法も考慮しながら、コンサルティングを進めていくことが重要です。

「私は失敗したことがありません!」と高々と宣言するコンサルタントは要注意ですよ。

コンサルタント(中小企業診断士)は、万能ではない。しかも神様でも仏様でもない。経験と研究により、経営を俯瞰して診ることができる専門家なのです。

一緒に汗をかき、悩み、苦しみ、経営者と伴走して走り抜ける専門家なのです。

 

 

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