中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【59】

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【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士の基本的提案思考ー6〜】

「経営コンサルティングって、実際どんなことをするの?」この質問に答えられる中小企業診断士が、どれくらいいるでしょうか?

「経営コンサルタントに依頼する内容ってどんなこと?」この質問に答えられる経営者も、意外と少ないような気がします。

中小企業における経営コンサルティングとは、あえていうなら「中小企業の経営パフォーマンス向上のため、伴走型で課題解決にあたること」でしょう。

経営者の中には、研修をする専門家とか経営改善計画書を作る専門家…などとお考えの方々も多い。この原因は、僕は中小企業診断士にあると考えています。

中小企業診断士が、自身のコンサルティング手法について、的確に語ることができないことが原因だと思っています。

例えば、提案が総論的であったり、コスト削減策に終始していたり、書籍から引っ張ってきた情報であったりすること。

ましてやフレームワークだけで分析判断した提案であったりすると、もはやプロコンではありません。

中小企業診断士は、現場でコンサルティングをする場合、個別具体的な課題解決策を立案しなければなりません。総論的な助言・アドバイスは全くもってナンセンス。はっきり言って誰にでもできます。

何度も主張していますが、個別具体的な経営課題に、個別具体的な手法・戦略で、個別具体的に解決することが最も重要であり、「お金をいただける唯一のコンサルティングサービス」であることをしっかりと認識しましょう。

 

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