中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【59】
【お知らせ】
毎週金曜日に配信してるメルマガ「赤ひげ診断士のアウトロートーク」で、コンサルティングのノウハウを無料ダウンロードできるようになりました。自身のコンサルティングや、自社の経営にお役立ていただければ嬉しいです。
https://www.mag2.com/m/0001693674
*******************************
【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士の基本的提案思考ー6〜】
「経営コンサルティングって、実際どんなことをするの?」この質問に答えられる中小企業診断士が、どれくらいいるでしょうか?
「経営コンサルタントに依頼する内容ってどんなこと?」この質問に答えられる経営者も、意外と少ないような気がします。
中小企業における経営コンサルティングとは、あえていうなら「中小企業の経営パフォーマンス向上のため、伴走型で課題解決にあたること」でしょう。
経営者の中には、研修をする専門家とか経営改善計画書を作る専門家…などとお考えの方々も多い。この原因は、僕は中小企業診断士にあると考えています。
中小企業診断士が、自身のコンサルティング手法について、的確に語ることができないことが原因だと思っています。
例えば、提案が総論的であったり、コスト削減策に終始していたり、書籍から引っ張ってきた情報であったりすること。
ましてやフレームワークだけで分析判断した提案であったりすると、もはやプロコンではありません。
中小企業診断士は、現場でコンサルティングをする場合、個別具体的な課題解決策を立案しなければなりません。総論的な助言・アドバイスは全くもってナンセンス。はっきり言って誰にでもできます。
何度も主張していますが、個別具体的な経営課題に、個別具体的な手法・戦略で、個別具体的に解決することが最も重要であり、「お金をいただける唯一のコンサルティングサービス」であることをしっかりと認識しましょう。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。