マイナスをゼロにするコンサルティング
経営コンサルティングには、さまざまなフェーズが存在します。コンサルティングの負荷でフェーズ分けした時、3つのステージが存在すると考えています。
まず「マイナスをゼロにするコンサルティング」。
具体的には、企業再生の仕事といってもいいでしょう。実はこのフェーズ。コンサルタントとして非常に負荷がかかる仕事です。再生といっても、M&Aや事業売却のことではありません。あくまでも、自力再生のことです。
続いて「ゼロをイチにするコンサルティング」。これは、イノベーションコンサルティングが必要になります。つまり、開発型コンサルティングです。組織や商品、仕組みやブランドなどを「創造する」コンサルティングです。
最後に「イチをニにするコンサルティング」です。これは、ある程度下地のある中小企業を、もっと「いい会社」として支援していくコンサルティングです。具体的にはスキルアップ研修やPDCAマネジメント支援がそれに該当します。
もっとも負荷のかかる「マイナスをゼロにする」コンサルティング。僕はあまりご縁がありませんが、コンサルタント泣かせの支援であることに間違いはない。
よくあるのが、肝心のクライアントが本気で再生しようと思っていない。いつまでも他責(外部環境への責任転嫁)意識がなくならず、結果として改善が進まない…という現象です。
コンサルタントとして最も高揚感あふれるご支援は「ゼロをイチにする」コンサルティングです。
もっとも負荷がかからないのが「イチを二にするコンサルティング」であることに間違いはないでしょう
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