今!品質マネジメントのとき…

2年以上にも及ぶコロナ禍が収束を迎えようとしています。コロナ以前の経済状態に戻るかどうか?よく聞かれる質問なのですが、正直分かりません。預言者せはありませんから当たり前です…笑。

ただ、中小企業経営の今打つべき手については、はっきりと断言できます。

特に営業主体の会社(商社や小売店)においては、ついつい営業力強化を打ち出しがちです。もちろん大切な戦略ではありますが、現在のような減収時代においては「品質マネジメント」こそ重要な戦略です。

販社が品質?などと思うなかれ!

中小企業の品質(クオリティ)の正体は何か?「企業の総合的な価値」に他なりません。企業の総合的な価値とは?経営者を含めたメンバー全員の、「がんばり」なのです。では、何の頑張りか?経営理念に向き合って、マッチした戦略を粛々と実行していく「がんばり」です。

低迷する営業成果や販売成果…コロナ禍では、ある意味当たり前です。人流が抑制されているのですから…。政府の政策批判をしたところで、何の意味もありませんから、ここでは避けます。

では、今やるべき戦略こそ「品質マネジメント」なのです。

自社の内部的品質を今一度見直しましょう。反射の場合…メンバーのモチベーションは高いか?商品知識は十分か?プレゼンテーションスキルは落ちていないか?接客接遇力は大丈夫か?身だしなみは?

店舗の場合は、お店のクレンリネスは大丈夫か?POPは分かりやすいか?商品陳列は整頓されているか?…などなどチェックポイントは多数あります。

来るべきウィズコロナ時代に向けた「選ばれる企業」となるべく、足元を見つめ直す「品質マネジメント」こそ、今即やるべき重点戦略なのです。

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