幹部がメンバーから目標とされるような会社
企業成長を図るひとつの指標に、社員数(正規・非正規含む)と言うものがあります。企業の社会的責任の一つに「雇用」というものがある以上、やはり企業は結果的に社員が増員されることは喜ばしいことであると言えます。
一方で、なかなか社員が増えない、あるいは「転職形退職者」がけっこういるような会社の問題点に、「幹部がメンバーから目標とされていない」よいう現象があります。
事例として「幹部になるインセンティブが働かない」…というもの。つまり、「この会社で幹部なることは悲劇だ!」と思われるような現象です。これでは企業は社員数が増えていきません。なぜなら幹部が育たない決定的な要因になるからです。
経営者が俗に言うケチな場合、幹部への人件費をケチって「幹部なっても給料が安い」ことになってしまうともっと悲劇です。
また、幹部が責任ばかり取らされて権限を付与されない現象もあります。
どんな組織も「責任と権限は同等」に付与すべきであり、責任ばかり追求されるようでは、「幹部なりたい」というメンバーが育ちません。
経営的なオペレーションとしては、幹部になれば「責任と同等の権限を付与」して「メンバーから目標とされるような給与・賞与」を支給しましょう。
そんな会社こそ、魅力的な会社と言えます。
経営者は「人件費」や「人財育成」「社内の雰囲気やモチベーションアップ」に対して、ケチな思考をしてはいけまん。
「がんばれば、給料も権限も責任も与えられる会社」そんな会社を作っていきましょう!
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