小さなお店の顧客戦略

街中の小さな商店が、顧客の囲い込み戦略を展開する際に、よくお勧めするのが、オリジナルのスタンプ・ポイントカードです。

今日は、唐津の川原商店に伺い、3時間ほど作戦会議を実施しました。

社長と後継者の長女さん、そして専門家の自分。すでに人間関係もでき、様々な建設的な意見が飛び交います。

経営の緊急課題に対して、対応策も話し合いましたが、今回のメイン議題の顧客囲い込み戦術の「ポイントカード」制作をじっくりと議論しました。

たかがスタンプ・ポイントカード、されどスタンプ・ポイントカードです。

制作の場合の重要ポイントを教えましょう。

①イメージデザインは、じっくりと議論し、できるだけシンプルに…。

良くないのが、表のイメージデザインがごちゃごちゃして逆にインパクトに欠けるカードです。

②カードのネーミングもオリジナル性を…

これも良くない事例は「◯◯(店名)のポイントカード」という普通すぎてイン泊にかけるものです。お店の特徴をじっくりと吟味して、オリジナル性のあるカード名にしてください。

③ポイント還元は、「損して得取れ」の精神で…

経営者からよく指摘されます。そんなに還元すると損してしまう、と。しかしポイントカードの目的は、客数の確保と増大です。還元率は5%くらいを目標にして面白い還元を立案しましょう。

④値引きや割引をポイント還元としない…

ポイントを還元するのは、値引きは避けましょう。値引きは粗利益率の低下を直撃します。プレゼントや他サービスなどの提供で立案します。

 

その他にもありますが、このあたりで…。

小さな商店にとって、顧客様の確保と増客は生命線です。面白いポイントカードを作って、囲い込み戦略の一助としてみてはどうですか?

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