ブランディング戦略と企業業績の関係性ー1

先日、佐賀県中小企業診断協会が受託する「佐賀県プロ人財戦略拠点事業」の一環で、セミナー登壇しました。テーマは「業績向上に直結する中小企業ブランディング戦略」というもの。

実例や事例、研究・取材結果を交えた机上の空論でないブランディング戦略を紹介しました。このセミナーは2部構成でして、来週(6月2日)に2回目を実施します。

県内4ヶ所をめぐるセミナーで、先日は鹿島商工会議所で登壇したのです。

ブランディングが業績に及ぼす影響…。診断士としては当たり前に考えるテーマなのですが、経営者からすればピンと来ない課題なのかもしれません。

あえて断言しますが、中小企業経営は須く「ブランディング経営を目指すべき」ということ。

ブランディング経営は、結果的に高業績をもたらします。

ブランディングをもっと分かりやすく表現すると「高品質・高価格・高付加価値」経営のことです。

この順番には意味があり。「高品質が高価格の裏付けとなり、高付加価値を実現する」とうわけです。ここで…。

最も大切なのは「高品質」であるということ。高品質でなければ、高価格を設定できません。もし低品質で高価格を設定したら、それは「ぼったくり」ということになります。

当然、顧客化には繋がらないのです。マーケティング戦略の最大の目的は「顧客化(ファン化)」すること。

顧客の絶対数というのが、中小零細企業における経営基盤の実態なのです。

これから数回に渡り、ブランディングが実際の業績に与える影響について解説したいと思います。

 

 

 

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