独立診断士の定義ー4
士業という専門家の中で、中小企業診断士は「稼げる資格」であることに間違いはありません。「足の裏の飯つぶ」…すなわち食えない資格と言われた時代はとうの昔に過ぎ去りました。
中小企業診断士である以上、やはりフィールドを駆け回り、困っている中小零細企業のために奔走する…これが理想ですよね。中小企業診断士の資格登録をしている以上、独立して「支援したい企業をセレクトし、愉しく喜ばれる仕事に向き合う」これこそ、独立診断士の変えがたい魅力と言えます。
ただし…食べ物にも旬があるように、社会人にも働き盛りがあるように、中小企業診断士にも「旬」があると僕は考えています。
中小企業診断士は、クライアントの経営の現場に赴き、事実確認するスキルが重要です。そのため、オンラインコンテンツなどによるハイクオリティなコンサルティングなど、絶対に不可能(現在の技術では!)。
つまり体力が重要です。
僕自身、空手の稽古に(週1〜3回)励んで体力・気力の保持に努めています。趣味もたくさんあります。本も読みます(くだらないビジネス書は読みませんが…笑)。
したがって、中小企業診断士(プロの経営コンサルタント)としての旬の時期は「50代」であると断言します。
社会人としての豊富な経験、仮説が確信に変わる実績、充実した気力・体力…これらがバランス良く備わる時期は、やはり50代でしょう。
定年後に診断士として少々稼げればいいか…などと60歳以上の独立診断士を目論んでいる方。診断士として稼ぐということは、そんなに甘くはありませんよ。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。