続・CAUTION! 事業再構築補助金の罠
経営コンサルタント(自称、有資格者含む)が、補助金バブルに沸いているという話。コロナで追い風が吹いている補助金申請ビジネスが、定期顧問契約を主力としない経営コンサルタントの収入源になっていることは間違いないようです。
中小企業診断士として、現場を奔走する専門家から言うと、とても違和感のあるコンサルティング・サービスなのですが、一定のニーズが存在するのも事実。僕が知っている自称コンサルタントや、診断士にもかなり稼いだ方がいらっしゃいます。
前回のブログにて、補助金申請の罠を書いたあとのことです。ある自称コンサルタントから「あなたは定期顧問先で稼いでいるから、補助金申請支援なんてしなくていいんだよ」と言われました。
議論するのも面倒だったので、「おかげさまで…」などと軽く受け流しましたが。笑
今回の事業再構築補助金は額自体が高額なため、「申請書が通りました、よかったですね。はいさようなら」では済まされません。
事業自体の軌道化まできちんと支援する覚悟がないと、経営コンサルタントにとってもリスクですよ。
前回も言いましたがが、新規事業自体は入念な準備と、シミュレーションが必要です。千載一遇のチャンスだからと、いくら補助金が魅力的だからといって簡単に始めたら危険です。
事業(商売)は損得勘定でスタートできても、それでは継続性が難しい。商売はずっと続いてこそ価値があるものですし、事業の目的は永続発展に他ならないのですから。
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