中小企業経営の普遍的なミッション

CSRという言葉。企業の社会的責任という意味で、15年ほど前によく使われた言葉として記憶しています。曰く、社会貢献や最近では、環境に優しいとかSDG’sなど…。その考え方自体は否定するものではありません。念のため…。笑 しかし、過度に寄りすぎると中小企業経営そのもののミッションを忘れてしまうことになりかねない…。ぼくは正直そう思っています。

中小企業経営の普遍的なミッションは、大きく3つあると思っています。

① 「社会に対する経済的貢献」…分かりやすく言うと、法人税や消費税をはじめとした各種税金をきちんと支払うこと。そのために、適正な利益を叩き出し、儲けること。

② 「雇用の創出」…健常者も障がい者も、一律に同等に働く場を用意し、「お役に立つ」ステージを設置する。その適正な対価を的確に支払うこと。

③ 「新しい価値の創出」…価値の高い高品質な商品・サービスを創造(あるいは準備)して、社会に投下する。

以上3点です。極端に言うと、この3点が全て。これで中小企業の存在価値は、十分に満たされると僕は思っています。

環境保全?ジェンダー平等?SDG’s?それも大事でしょう。しかし、この分野の主張には賛否両論、さまざまな主張が飛び交っています。

特に中小企業は、生き残るのに必死。過度に流行り廃りの風潮に流されてしまうと、本業の基盤が揺らぎかねない。

経済的貢献、雇用創出、価値創造…この3つのミッションをしっかり達成すること。これがミッションです。

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