新商品開発〜エイチメソッド〜 チームづくり

新商品開発に取り組む際、チームづくりは基本中の基本と言えます。

プロジェクトリーダーは最高意思決定権者に…

理想は、プロジェクトチーム(ピックアップメンバー制)として機能させることです。しかし、ここに落とし穴があります。

プロジェクトリーダーは、最高意思決定者(中小企業ならば社長)にしなければなりません。完全に独立した部隊として機能させてしますと、肝心のフェーズ(特に予算立ての時)にプロジェクト自体が頓挫します。

もしも社長がプロジェクトリーダーに就任しない場合は、最大限の予算も与えることがマストです。

ただでさえ、新しいことに取り組む時は、いつの時代もエネルギーや手間(時間)、そして組織的なアレルギーなどのしがらみが阻害します。

また、新商品開発は時間との戦いでもあります。同業他社(競合先)が同じコンセプトの商品を先に出してしまうリスクがあるからです。

プロジェクトを強力に、電光石火で進めていくには、旗振り役であるリーダーが、最高意思決定者であることがベターなのです。

 

チームづくりも慎重に…

チームは、構成ファクター(例:開発、マーケティング、生産など)ごとの構成員で取り組みます。開発→生産→マーケティングという一連のビジネスフローは、全体最適の取り組みだからです。

構成員は、それぞれのファクターに対して2〜3人がベターでしょう。

あまり多い人数だと、意見が出すぎて議論が進みません。短い時間でスピーディーに意思決定していくためにも、チーム構成と人構成人数は留意して取り組みましょう。

f7ebe069f0088853a513984dfe9c85ed_t

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL