中小企業経営における支援者は固定化すべし

多くの中小企業経営者にご縁があり、お手伝いをしてきました。そしてそれは、今後もずっと続けていくと思います。中小企業経営者の中には、さまざまなコンサルタントや専門家に支援を受けている方がいらっしゃいます。それはそれで否定はしませんが、例えばコンサルタントを依頼すして継続支援をなさる場合、よほどのことがない限りひとりの方と長期的にお付き合いなさる方がいい…と思っています。

経営コンサルタントや経営の専門家には、さまざまな主張があります。大手のコンサルティングファームに所属しているサラリーマンコンサルタントから独立しているコンサルタントまで、その主義主張は実に種々さまざまなのです。

中小企業経営者は、自らの価値観とマッチするコンサルタントをセレクトしましょう。価値観が違うコンサルタントとの付き合いは、お互いに不幸を招きます。また、コストも無駄です。

業績重視の経営者は、業績重視のコンサルタントが相応しいですし、コストカットで即効性を重視したい場合は、そんなコンサルタントがいいでしょう。

書籍も一緒です。さまざまなビジネス書を読破するのは構いませんが、理想的なのはひとりの専門家や経営者の主張を深掘りするような読書が望ましい。

経営の勉強会もそうです。自分の経営に関する考えとマッチした勉強会をセレクトしましょう。あちこちの勉強会に行きまくって、刺激を受けすぎると、ブレの要因になりかねません。

そうやってブレまくって、結果的に苦しまれた経営者もたくさん見てきましたから…。

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