ビジネスボードゲーム
1. ビジネスボードゲーム「SUBURI」とは?
エイチ・コンサルティングのオリジナル商品となる、ビジネスマン向けのボードゲーム「SUBURI」を開発しました。
なぜ「SUBURI」というゲームタイトルにしたか…?よく尋ねられます。
中小企業診断士として活動するとき、創業予定の相談がよく寄せられます。
創業の志や事業計画に関してヒアリングするのですが、「この方は残念ながら商売の機動化が難しいだろう…」そう思わざるを得ない場面にたびたび直面しました。
その大きなファクターが、「業績管理ができない」というもの。
つまり「どんぶり勘定」の商売です。
ビジネスボードゲーム「SUBURI」は、まさに創業予定者に対して、事業スタート前の“素振りをしましょう!”というメッセージを込めて開発したのです。
まさに、バッターボックスに立前の“素振り”です。
「SUBURI」は、クライアントの経営者から、社員研修で使えないか?という相談を受けて、実施してみました。
社員に対して「業績(数字)の仕組みや売上・利益の意味を理解してほしい…」そんな想いに応えたのです。
すると、「愉しみながら商売を学べる」ツールとして、有用なことが分かってきました。
中小企業診断士が開発したビジネスボードゲーム「SUBURI」で、経営の難しさや面白さ、業績管理の大切さを学んでみませんか?
2. ビジネスボードゲーム「SUBURI」の魅力
最大4人のプレイヤーが、飲食店のオーナーになって1年〜3年の商売を疑似体験します。
毎月1回のサイコロを振り、コマを進めてさまざまなイベント(チャンスやリスク)を経ながら、決算を迎えてスコアを競います。
電卓を片手に計算し、各種勘定科目を記入していきます。正しい計算をしていないと、最終的な決算書が完成できません。
決算書が完成したら、自己資本率と売上高経常利益率の最終スコアで順位を競います。
商売を進めるうちに遭遇する各種イベントと繰り出す戦略。ハラハラドキドキしながら、商売繁盛店舗を目指すゲーム・アイテムです。
3. SUBURI研修の内容
所要時間
6時間のコースです。
研修プログラムイメージ
1.5時間〜講義(研修の目的とねらい)
「業績の仕組みと数値管理の重要性」(例)
3時間〜ビジネスボードゲーム「SUBURI」研修
1.5時間〜振り返り講義
「ゲームの気付きと学びの共有」(例)
研修場所
依頼企業様内にある研修室・大きめの会議室での開催が多いです。
場合によっては貸会議室での開催も可能です。
(実費はお客様ご負担となります)
受講人数
インストラクター1名に対し、最大8名様まで受講可能です
料金
8名まで18万円(税抜)、それ以上の人数の場合はインストラクターが増えますので個別相談とさせていただいております。
4. Q & A
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研修参加者の対象はどんな層になりますか?
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若いスタッフからベテラン社員まで幅広く対応可能です。
社員にビジネス感覚を養ってほしいという経営者の要望もあり、比較的若いスタッフには好評です。
特に最近では、新入社員研修会のコンテンツとして提供しています。 -
ゲーム研修だけではないのでしょうか?
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ゲームは、あくまでも研修コンテンツの一部分にすぎません。
講義や振り返りを交えて、全体としての理解と学びを促進していきます。 -
経営者が参加してもいいのでしょうか?
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経営者もどうぞ参加してください。
社員との良い交流の機会になりますし、経営者自身の気づきも生まれると思います。 -
電卓を用いる意味は何ですか?
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パソコンなどを使って、自動計算することもできますが、電卓を使用して計算した方が訓練にもなります。
あくまでも、業績や決算書の仕組みを理解することが目的ですから、あえて電卓を使用します。 -
勝敗は運が左右しますか?
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ゲームですから、運もあります。
ただし、運だけではない戦略や思考力も試されるゲームとなっています。
4. 研修受講者の声
サイコロを振る時のワクワク感と、業績管理をしていく時のギャップを楽しめるゲーム研修でした。
ただのビジネスゲームではなく、前後にインストラクターからのレクチャーがあり、かなりの学びをもらいました。
とても面白い研修でした。売上の意味、粗利益の重要性、変動費や固定費の意味などを愉しみながら学ぶことができました。
若い時にこそ、学びたい業績管理をゲームで習得できたのはとても大きいと思います。
ふだん業績のことを考えずに業務に当たっていたので、今回のゲーム研修はとても楽しく、新鮮な体験でした。
企業業績の形が見えてきて、今後の業務にも良い影響があると思います。