業績低迷時こそ原点回帰を!
次年度の事業計画書を策定するとき、今期の振り返りはマスト事項です。何が良くて、なにが悪かったか?内部環境と外部環境を、的確に且つ真摯に振り返り、課題を振り出します。
課題解決のための、施策が「重点具体策」と呼ばれているもので、この重点具体策の行動具現化を”アクションプラン”と言うのです。
拙いコンサルタントは、KPIなどと題して”遥か彼方の、出来もしない目標”をアクションプランとして提案します。僕は、出来もしないような高い目標というのは、業績もアクションも「悪」だと思っています。人間は、小さな成功体験がもっともモチベーションを上げます。到達できない目標を立てると、組織は精神的にも疲弊し、モチベーションが著しく下がるからです。
さておき、もしも今期、思ったような業績が叩き出せなかったという経営者。そのような時は、原点回帰を意識したアクションプランを策定しましょう。
業績というのは、あくまでも結果現象です。
原点とはつまり「経営理念」のこと。そして、経営理念に向き合うための行動基準のことです。
業績乖離の原因は、経営理念の乖離だと認識しましょう。その時は、経営理念を細分化し、理念に向き合った行動ができていたか?アクションを起こしていたか?その振り返りが大事です。
経営計画書策定会議などを開催して、しっかりと振り返ってみてください、
意外と…経営者自ら、経営理念との乖離を生んでいる言動をしているかも知れませんよ。
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