新商品開発〜エイチメソッド〜 ベンチマークのすすめ
新商品開発に着手する際、企画考案段階で議論が頓挫することがよくあります。
また、新規事業開発の推進においてもなかなかプロジェクトが進まない事態に陥ることもあります。
その時、ベンチマークという手法に着目・着手する必要があります。
新商品開発は、ベンチマーク先を調査・用意・アクセスすることが重要である
ベンチマークとは、本来、模範指標のことをいいます。しかしエイチメソッドでは、「同規模・同程度の企業規模において、参考となるべき模範事例」と考えています。
間違っても、最上級の模範事例を指すものではありません。
例:地方の観光旅館が、リッツカールトンのサービスを参考にするなど。全く参考にならないし、時間とコストの無駄です。
さておき…
新商品開発において、ベンチマーク先を持つことは大きな意義があります。
ただし、サルマネはいけません。あくまでも、参考事例です。
ベンチマーク先が”いい商品”を開発している場合、その品質を参考にしてオンリーワンポイントを付加して開発していきます。
※このオンリーワンポイントの創出こそがプロジェクトの命題です。
また、ベンチマーク先は自社のマーケット領域外でアクセスする必要があります。そして、人的ネットワークを構築しておきましょう。
インターネット内の情報だけでなく、足で出向き、目で耳で舌で、五感でベンチマーク先の努力や価値を感じることが重要です。
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