経営コンサルタントの実像−1
経営コンサルタントの仕事をはじめて、今年で10年という節目を迎えています。
この仕事に巡り合えて本当に毎日が愉しいですし、毎日がドラマチックです。つくづく、この仕事に巡り合えた幸せを感じています。
経営コンサルタント(中小企業診断士)は、何をしている人なの?と尋ねられることがありますが、まだまだこの仕事の認知度にはのびしろがあるな…と思っています。
この経営コンサルタントいう仕事、ときどきマスコミで詐欺紛いの事件を起こす“自称経営コンサルタント”なんていますよね。
まあ、コンサルタントには特段資格は必要ありません。小生が登録している中小企業診断士も、独占業務などありません。
誰でも、どこでも、いつでも明日から名刺に「経営コンサルタント」と記載すれば、名乗れる仕事です。
重要なのは、クライアントに対してどんな価値を提供することができるか…です。
様々なタイプの自主コンサルタントが存在しているのも、この業界の特徴です。
あえていいます。コンサルティングというのは、コストカッティングやM&Aだけ手がけるような売買業務ではない!
また、コンサルティングと題して、結局のところ社員研修に持ち込むコンサルタントもいますが、それも違います。
以前、一緒に仕事をした自称コンサルタント(女性)は、研修が得意な人でしたが、経営者の前で社員を平気で叱りつけていました。
そんなコンサルタントは、一見して経営者には気に入られますが、現場スタッフはシラケます。研修をしても効果が出るはずもありません。
社員研修も大切ですが、研修を通じてクライアントにどんな価値を提供するかを、プロコンとしては考えたいものです。
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