働き方というものを考える… 時代の変遷

働き方改革というものが推奨される時代ですね。昨日に引き続き、働くということについて考えてみました。

小生は現在47歳ですが、約四半世紀前(25年前)に新卒として、当時全国展開していた経営コンサル会社に就職しました。

当時は、当然”ブラック企業”などという言葉すらこの世に存在せず、残業代なしで夜遅くまで働くことは当たり前。

午前様なども横行していた時代でした。パワハラという言葉もなく、「辞めてしまえ!」や「土下座しろ!」という言葉を上司から言われたことも数度ではありません。

しかし、当時の上司からは、厳しさと同時に愛情も感じていましたので、社会人として鍛えられてもらったという意味では、心から感謝しています。

 

あれから四半世紀。時代は変わりました。いい方向に変わっていったと小生は思っています。

ワークライフバランスを考慮する世の中になったと思います。まだまだ未完の部分もありますが…。

約5〜6年前の出来事を思い出します。

独立前に会計事務所に勤務していた頃。

ある上司が、言いました。「コンサル部の社員は、どうして土曜日に出勤しないんだ??」

会計部門のスタッフは、休日の土曜日も出勤して頑張っているのに、コンサル部はどうして来ていないんだ?という訳のわからない論理。

どうして土曜日に会社に来ないか、だと?休みだからさ。文句ありますか?

後日、その発言を聞いた時、心の中で思った正直な言葉です。

 

会社は、社員がイキイキと躍動して働く環境を整える責務があると考えています。

独立してクライアント(お客)様を”選べる”という権利を得ました。

人財が躍動して愉しく働く環境を目指す企業を、心から応援したいと思いますし、そんな企業を育てるコンサルタントでありたいと思っています。

 

投稿日: 2017年9月22日 | 11:29 pm

社員は”従業員”にあらず。 〜共に働くメンバーへの考え方〜

従業員という言葉があります。業(仕事)に従う…と書きますね。この言葉は、とても違和感を感じます。

今日、クライアントの社長との打ち合わせのとき、「社員は、メンバーであり、フェロー(仲間)である」という言葉を聞きました。

クライアントが、そのような考え方で経営されていることにただただ嬉しく、またこの企業を支援していこうという考えを改めて持ちました。

たしかに、社員とスタッフの違いは、「責任の重さ」以外の何物でもないと思われます。

だれが偉いとか、偉くないとか、上下関係など実際には存在しません。偉そうにしている上司ほど実力がない人が多い傾向もありますよね。

立派な尊敬すべき経営者は、人格が素晴らしい。スタッフは、経営者の人柄に付いていきます。

素晴らしい経営者は、腰が低いです。スタッフに対して、感謝の気持ちを言葉にして表現してくれます。ありがとうと…。

金や待遇だけではない。「高い給料を払うからスタッフが定着する」と豪語した経営者もいましたが、間違っています。

それもあるかもしれない。しかし、それはひとつの現象にしか過ぎないと思っています。

給料にしがみついて働いているスタッフは、優秀なものに限って、業績不振になったら会社を去ります。

そんなスタッフが、いいときも悪いときもモチベーションを維持して頑張ってくれるでしょうか?

「あなたのためなら、がんばりますよ。だってあなたという経営者が好きだから。」と言われるような、経営者であり続けていただきたいと願います。

投稿日: 2017年9月21日 | 11:54 pm

なんて儚いんだろう。なんて愉しいんだろう。 〜マスターズ大会挑戦記〜

平成29年9月16日(土)、日本スポーツマスターズ空手競技会に出場してきました。

40歳以上(女性は35歳以上)の中高齢者が、全国から集い、日頃の技を競い合います。今年度の会場は、兵庫県。空手競技は、姫路市にある兵庫県立武道館で開催されました。

小生が出場したのは、男子組手第2部。45歳〜49歳の選手が技を競います。

空手以外でも競技がありますが、全競技の参加者は8000人以上にもなります。

今回は台風18号の接近により、中止された競技もあったそうです。しかし、空手の場合は室内のため台風など関係なし。

70歳以上(第7部)までの競技が3日間にわたって実施されます。

小生は、大会への出場を決めてから、練習に励んできました。足の裏のマメを何度潰したか…(痛)。

結果は、3回戦で山梨の選手に3−1で敗退しました。

参加して思った事…表題のとおりです。

あんなに汗まみれになって取り組んだ練習の成果を、試合時間2分間に賭ける…。なんて儚い。

しかし、その2分間の充実とハートが燃えるような瞬間…。なんて愉しい。

スポーツマスターズ大会は、健康である事や家族への感謝、友人たちとのふれあいや新しい縁。

そして”生きる”という事の素晴らしさと、若々しさの真髄を小生に教えてくれました。

来年も出るぞ〜〜。って、札幌かあ〜〜ちと遠いなあ。

投稿日: 2017年9月17日 | 12:28 pm

コラボレーションとブランディング

中小企業のブランディング戦略を考案する際に、コラボレーション施策を展開することはとても有効です。

コラボレーションとは、専門的なスキルを持つパートナーとマッチングし、連携してプロジェクトを推進することです。

今日は、コンサルタントとして活動して以来、ずっとご支援している観光旅館の女将さん、専務(後継者)と一緒に佐賀市内の冷凍食品加工会社に伺いました。

旅館は現在、PB(プライベートブランド)商品を開発中です。

今回は高度な冷凍技術を持つ、企業の社長からのご厚意で実現しました。

写真は、プロトタイプ(原型)を決める際に実施する開発試食の様子です。

この後、原価計算を実施して概算算出します。

「商品をひとつ販売していくらの粗利が稼げるか?」を想定しておくことは、マーケティング戦略に大きな影響があるからです。

冷凍食品製造技術はすごい!レンジで数分の解凍により、本格的な美味しさが愉しめます。

さて、旅館のPB商品は1年越しの開発プロジェクトです。

これまで、さまざまな難題に直面してきました。

コラボレーションの実現で、難題が次々と解決できそうです。

 

投稿日: 2017年9月14日 | 10:39 pm

パッケージングの重要性 〜展示会取材記〜

今日は、あるクライアントのご縁でパッケージや包装資材の総合商社(日野出株式会社)の展示会「ひのでフェア2017」に行ってきました。

会場は、福岡国際センター。大勢のバイヤーやメーカーの担当者などで賑わっていました。

新商品開発やブランディングにおいて、パッケージングという付加価値は重要な役割を担います。パッケージングが違うだけで、商品から放たれるオーラが違ってくるのです。

ブランドで最も重要なのは、品質(クオリティ)であることは以前から主張していますが、パッケージングも品質です。

食品の場合、味付けという品質はさることながら、見せ方(パッケージ・デザイニング)や訴え方(コピーライティング)もクオリティなのです。

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エコな資材、環境に配慮した面白い商品を発見できました。

写真は、木製のスプーンやフォーク。そしてマドラーです。

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ちょっとしたデザイニングによって、商品の輝き方が明らかに違ってきます。

とても参考になりました。行ってよかった(笑)。

こういう展示会などの取材は、小生の感性をギシギシと磨き上げてくれます。

「このパッケージは、あのクライアントに提案してみよう!」などのインスピレーションが次々と浮かんできました。

コンサルティングという仕事の愉しさを改めて実感しています。

ご縁に感謝です。

投稿日: 2017年9月13日 | 6:47 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 ブランド・イメージの創出−2

ブランドイメージの創出は、新商品のマーケティングに大きな影響を及ぼすことは、前回記述したとおりです。

その鍵は、ブランドイメージを依頼する専門家(デザイナー、コピーライター)のセレクト握っています。

いい仕事をすることはもちろん大事ですが、事業理念や商品コンセプトへの理解、そして何よりクライアントに寄り添ってくれるか…がとても重要です。

 

ブランドイメージは、インパクトを持たせて考案する

例えば、食品の新商品開発の場合を考えます。その場合のブランドインパクトとは、”シズル感”のことです。

シズル感とは?五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を刺激するような感覚のことです。

特に食品の場合、「おいしそうに感じる」新鮮さやみずみずしさの表現のことを指します。

そのフレーズをうまく表現してくれて、インパクト性のあるデザインに落とし込んでくれる専門家。”いい仕事”をしてくれるパートナーとのご縁を大切にしましょう。

前回も言いましたが、入札やコンペはあまり進めません。

コストをかけても、いい仕事をしてくれるプロにお願いすることがベターです。何事も信頼関係の上での事業です。

さて、この場合のインパクト性とは単に”目立つ”とか”奇抜な”といった類のものではありません。

あくまでもお客様の、購買意欲をそそる”ハートに突き刺さる”ような印象のことを言います。

投稿日: 2017年9月10日 | 10:50 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 ブランド・イメージの創出−1

新しく開発する商品には、商品ブランドを付加することが必定となります。

このブランド付加というフェーズが、今後のマーケティング(市場開拓)戦略において、とても重要なポイントになるのです。

今回は、ブランド・イメージの創出−1ということで、「ネットワーク・ブレーンの活用」について記述します。

 

「餅は餅屋」という発想でブランディングしていく

新商品のブランド・イメージデザインは、その後のマーケティングに大きな影響を及ぼします。

そのため、デザイナーやコピーライターとの協働で創出フェーズにあたることが重要と考えています。

弊社でも、ブランドイメージの”想い”の具現化・表現化をコンサルタント(小生)が担当し、それをデザイナー、コピーライターに伝えて形していくという手法を取っています。

その方が、結果的にうまくいく。専門分野は専門家と協働するのが一番です。

その際、重要のは専門家(ここではデザイナーやコピーライター)のセレクトです。

気をつけるべきポイントは二つ。

ひとつは、事業理念・新商品理念の理解を得られるパートナーかどうか?

もうひとつが、”予算はできるだけかけて、イイものを創る”という発想です。

予算入札にしたり、コンペ形式にすると往々にして失敗するケースを数多く見てきました。

信頼関係の構築は、セレクトする段階から始まっています。

損得勘定で、イイものを犠牲にすることだけは避けましょう。

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投稿日: 2017年9月9日 | 1:05 pm

経営承継を成功せる実践SWOT分析!

間もなく、表題の書籍『経営承継を成功させる実践SWOT分析』(嶋田利広、尾崎竜彦、川﨑英樹 共著)が発売されます。

事業承継に関する戦略立案のみならず、商品開発、新規事業開発、事業撤退などの各種計画立案に役立つ手法の指南書です。

こんな方にオススメです。

●事業承継を予定している経営者・後継者

●戦略立案手法を身に付けたい経営幹部、取締役

●戦略立案のスキルを身に付けたい小規模経営者

●経営戦略立案のコンサルティングスキルを身に付けたい会計事務所の監査スタッフ

●社労士や税理士、公認会計士など経営支援に携わる士業の方々

●未来志向のコンサルティング提案スキルを身に付けたい経営コンサルタント  etc.

プロ志向の本ですが、経営戦略の立案手法を学ぶにはとっても役に立つ本です。

また、机上の空論でなく事例を交えて解説してあるので説得力があります。

ご興味ある方は、ぜひご一読を!

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投稿日: 2017年9月7日 | 9:13 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 商品アイテムの創出

新商品開発は、試行錯誤の連続である…このことは何度も訴えてきました。さらに言えば、”新商品開発の連続である”というこも言えます。

 

飽くなき、果てなき商品アイテムの創出が鍵を握る

新商品開発は、一過性の戦略ではありません。

商品開発プロジェクト自体が、経営パフォーマンスに与える好影響については、以前記述した通りです。

継続的で長期的なプロジェクトであり、経営戦略と心得ましょう。

その場合、市場投下商品のアイテムは、継続的に開発していくことがポイントです。

まさに明日なき走行です。走り続けなければなりません。

特に食品や衣料に関する商品開発は、継続性が求められます。

商品ライフサイクルという経営現象があります。商品にも、誕生期・成長期・安定期・衰退期というライフサイクルが存在します。もちろん安定期が、非常に長いロングセラーという商品もありますが。

中小企業が商品開発に挑戦する際は、特にこのライフサイクルに留意する必要があります。

今日のような凄まじいほどの情報入手社会においては、即模倣(すぐ真似される)ことは日常ですし、お客様も飽きやすい心情を持っています。

商品アイテムの継続的・長期的開発、市場投下という必然性を意識して企画開発プロジェクトを運営する必要があるのです。

投稿日: 2017年9月6日 | 9:54 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 ストーリーで説得力をつける

新商品を開発する際、開発そのものが仕事ではありません。開発後のマーケティング(どう販売するか)が、とても重要です。

せっかく開発した商品が、お客様に価値として認められなければ、商品開発自体に意味を持たないからです。

では、どうやって開発商品を市場投下していくか??

 

開発ストーリーそのものを商品にする!

商品開発には、アイデアの創出から市場調査、試作品開発から完成までさまざまな人が関わり、努力していきます。

その開発ストーリーは、それだけで価値があります。そのストーリーを”見える化”して、価格に反映させるのです。

中小企業の商品戦略は、何度も言いますが「高付加価値、高品質、高価格」です。

自分が支援している商品開発プロジェクトの場合、マーケティング部(販売部)のスタッフも交えて、商品開発会議を進めていきます。

なぜなら、高価格で販売してくれるのは彼らの力であり、その価値は、商品開発に関わるエネルギー(熱意・努力)であるからです。

だから、中小企業が開発した価値ある新商品は、高くて当たり前なのです。

大企業型の低価格政策に付き合うことは、全くもってナンセンスです。

企画から開発、完成に至る壮大な努力をストーリーとして価値に変え、それを”見える化”して販売していくこと。

開発商品を市場に投下して、マーケティング展開していく際に重要な戦術です。

投稿日: 2017年9月4日 | 10:18 pm