持つべきは…良き友人という財産

7月の終わり。小生のコンサルオフィスも、第3期の第一四半期が終わりました。

間も無く、ホームページを公開します。8月下旬を予定していますが、今日は終日、ITコンサルタントをしている友人との会議でした。

ホームページの詳細に関わるツメの作業や、本ブログの執筆に関するアドバイスを的確にもらいます。

その彼は、元同僚でとても気のいい男。佐賀県有田市に住んでいます。同じ会社に在籍しているころから、本当にやさしい人間でした。

ナイスガイというのは、彼のような男のことを言うのでしょう。

話をしていると、時間が経つのを忘れてしまうほど気が合うのです。

ホームページも、かなりのサービスをしてくれました。サイトのイメージカラーや執筆の内容、方法、検索を上げるためのアドバイスまで、詳しく分かりやすく解説してくれます。

良き友人は持つべきと、心から思う。人的ネットワークは、コンサルタントの財産です。

いや、人間としての財産だと思います。

山下くん、本当にありがとう。充実して、いい一日でした。

 

投稿日: 2017年7月31日 | 11:04 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 パートナーマッチング

経営コンサルタントの生命線の一つに、パートナーネットワークがあります。

すなわち、いかに多くのブレーンを持つか?そのネットワークの広さ、深さが大切です。

 

コンサルタントには、パートナー専門家が不可欠

コンサルタントは、クライアントの課題解決を担う専門家です。しかしながら、ひとりのコンサルタントが支援できる内容が限られているのも事実です。

ますます多様化する中小企業経営の環境や、独自課題に対して、コンサルティングパフォーマンスを提供するためには、各種専門家との連携によるミッションも求められます。

エイチ・コンサルティングでは、弁護士や社労士、税理士などの各種士業専門家、デザイナーやフォトグラファー、コピーライターなどのクリエイターとの連携を築いています。

より立体的な、コンサルティングサービスの提供が可能になります。

なにより、クライアントの満足度も高まりますし、効果・成果も角度が上がります。

 

パートナーとは、広く・深いリレーションを…

コンサルタントができる守備範囲は、意外と狭いです。ですので、各種パートナー専門家との連携が必要です。

関係性は、WIN-WINの構築は当たり前。その際のコンサルタントは、コーディネーターの役割、プロデューサーの役割を担います。

また、クライアントの”想い”を選択、整理、言語化(見える化)して、各種専門家に伝え、調整する役割も担います。

新商品開発の場合、商品に込められた”想い・理念・イメージ”などをヒアリングし、自らディスカッションに参加して形にしていく。

その”想い”をデザイナーやコピーライターに伝えるという重要な役割もあります。

コンサルタントは、専門家との連携において「広く・深く」リレーションを構築する必要があります。

上から目線での言動や、下請け的な扱いは絶対にタブーです。

お互いに専門スキルを駆使して、クライアントのお役に立つという理念を共有しなければなりません。

「広く・深く」とはその意味なのです。

投稿日: 2017年7月30日 | 11:24 pm

”楽しむ”と”愉しむ” 〜仕事のあり方を考える〜

一昨日から一泊二日で、クライアント企業の経営方針書づくり研修会の支援をしてまいりました。

店長以上が集結し、下半期の経営計画をじっくりとディスカッション・策定していきます。

数値計画を並べただけの経営方針書を散見しますが、それは全くの無意味。業績数値は、あくまでもアクションプラン実行の”結果”にすぎません。

ですので、より具体的に、よりイメージしやすい、より担当者が明確になったアクションプランの策定が中心になります。

今回ご支援した企業は、スタッフ、幹部の人財に恵まれた、とても誇れる企業です。

今回の研修会で、小生自身も元気をもらいました。とても愉しい二日間でした。

昨年創った経営理念にベクトルを向けた、経営者のブレない覚悟、ビジョン、方針は一貫性があり、一貫性があるからこそ、社員も納得して頑張ってくれます。

今回、小生がコンサルタントとして講話の中で伝えたかったこと。

仕事を”愉しむ”ということです。

決して”楽しむ”ことではない。

”楽しむ”というのは、ラクという意味合いがあります。一方、”愉しむ”には躍動感やワクワクする意味合いがあります。

仕事を愉しむには、実直なPDCAマネージが基本です。

方針書に基づくアクションプランに対して、実直に真摯に向き合った結果、心から”仕事を愉しむ”ことができる。素晴らしい達成感を味わうことができる…のです。

仕事を心から愉しむためには、技術や小手先に走らない、仕事の基本的な向き合いが必要なのです。

投稿日: 2017年7月29日 | 8:59 am

熱き青春の血潮 〜高校野球観戦に想う〜

今日はオフ。午前中は空手の道場で自主トレーニング。約1時間半にわたりたっぷりと汗をかきました。

中段蹴りのミット打ちやシャドーのタイム計測など、小6の息子も付き合ってくれました。親子で同じ趣味を持つ…幸せですね。

午後は、みどりの森県営球場に高校野球の決勝戦を観戦。鳥栖高校対早稲田佐賀、どちらも進学校同士の一戦です。

結果は、6−1。早稲田佐賀高校が創部8年目にして初の甲子園出場を決めました。

IMG_2456

IMG_2460

それにしても、いい試合でした。高校球児たちの一生懸命な姿、応援団の迫力と熱意。いい刺激をもらいました。

〜〜青春〜〜  サミエル・ウルマン

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。以下略

 

いつまでも、若々しくイキイキと燃えるような情熱を持ちたい。そして、サミエル・ウルマンが言う青春のときを歩いていきたいと改めて思った一日でした。

早稲田佐賀高校、鳥栖高校の野球部の皆さん、応援団の皆さん、元気をありがとう。本当にお疲れさまでした。

 

 

投稿日: 2017年7月23日 | 5:45 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 ベンチマークのすすめ

新商品開発に着手する際、企画考案段階で議論が頓挫することがよくあります。

また、新規事業開発の推進においてもなかなかプロジェクトが進まない事態に陥ることもあります。

その時、ベンチマークという手法に着目・着手する必要があります。

 

新商品開発は、ベンチマーク先を調査・用意・アクセスすることが重要である

ベンチマークとは、本来、模範指標のことをいいます。しかしエイチメソッドでは、「同規模・同程度の企業規模において、参考となるべき模範事例」と考えています。

間違っても、最上級の模範事例を指すものではありません。

例:地方の観光旅館が、リッツカールトンのサービスを参考にするなど。全く参考にならないし、時間とコストの無駄です。

さておき…

新商品開発において、ベンチマーク先を持つことは大きな意義があります。

ただし、サルマネはいけません。あくまでも、参考事例です。

ベンチマーク先が”いい商品”を開発している場合、その品質を参考にしてオンリーワンポイントを付加して開発していきます。

※このオンリーワンポイントの創出こそがプロジェクトの命題です。

また、ベンチマーク先は自社のマーケット領域外でアクセスする必要があります。そして、人的ネットワークを構築しておきましょう。

インターネット内の情報だけでなく、足で出向き、目で耳で舌で、五感でベンチマーク先の努力や価値を感じることが重要です。

投稿日: 2017年7月22日 | 9:11 am

社員研修会のあり方 

福岡のクライアントで、社員研修を実施してきました。研修のテーマは「自己アピール力・プレゼン力向上研修」というものです。

社員研修は、継続性が重要です。また、一方通行の講演型研修よりも、双方向のワーク型研修が望ましいです。

今日の研修は、本当に充実していました。何より、参加者(比較的経験の浅い社員が対象)の参画意識が高い。講師の小生が感動するほどでした。

研修にあたり、事前課題を提示していました。課題は「私のお店のスタッフ・仲間について」です。

ポスターや似顔絵を用意して、一生懸命にプレゼンテーションしてくれるメンバーたち。そのクオリティの高さに、感激さえ覚えます。

IMG_2452

 

プレゼンテーションは、コンテストにしました。やはり遊び心も大切ですね。

押し付けがましい、講師が上から目線の研修や勉強会はいまどき古い。

参加者が楽しみながら学び、リラックスかつ真剣に受講できるよう空することが講師側に求められます。

子供達の勉強も、同じことが言えるのでないでしょうか?詰め込み型の押し付けるような”学び”は、咀嚼して血となり肉とすることはできないと思っています。

愉しみながら学ぶ、楽しみながら習得する…そんな研修会が望ましい。

今日の手応えから、改めてそのことを感じました。

投稿日: 2017年7月21日 | 9:13 pm

鹿児島にて

昨日は家族で小旅行。鹿児島市までドライブしてきました。

早朝4時頃佐賀を出発。ゆっくりゆっくり車を走らせながら、鹿児島市に着いたのは10時ころでした。

IMG_3724

桜島を見て、城山展望台へ。ここは、西南戦争の最後に、西郷隆盛らが立てこもったとされる洞窟が残っています。

IMG_3727

300人に減った薩摩軍に対し、政府軍は4万人で取り囲みます。西郷隆盛は、最後に立てこもったこの洞窟で、戦の情勢を悟ったのでしょう。

この洞窟を出たところで、流れ弾が彼の腰にあたり、部下に対して介錯を願い出たそうです。

人望高く、あえて故郷のためにあえて総大将となり、志半ばで散ったリーダー、西郷隆盛。享年49歳。最後は何を想ったのでしょうか…。

 

さて、鹿児島に来たら黒豚を食べずに帰れません。今回は、JA鹿児島直営の店(華蓮:かれん)に行きました。

IMG_2429

写真は、厚切りロースカツ(2000円)。脂身の甘さ、肉の柔らかさ。とってもジューシーで満足でした(幸)。

 

たまには、家族で日帰り小旅行もいいですね。今度はどこに行こうかな。

 

投稿日: 2017年7月16日 | 8:43 am

新商品開発〜エイチメソッド〜 ”想い(理念)”の共有

新商品開発や新規事業開発に関する”想い(理念)”を明確にしたら、社内にシェア(共有)することが重要となります。

社内にとどまらず、社外においても同じ。共有化というフェーズに入ります。

 

”想い(理念)”の共有化は、全社的アナウンスとして実行する

新商品開発が、単なる利益創出事業にとどまらない以上、その目的と狙いを全社的にアナウンスする必要があります。

全社的な取り組みとして、課題に向き合うという意思表示し、情報公開して企業努力をアピールすることが有効だからです。

社内へのアナウンスですが、経営者自ら行うことがベターです。特に中小企業の場合は、トップ自ら課題に向き合う姿勢を示すことが重要です。

トップ自らアナウンスすることで、新商品開発や新規事業開発の価値をシェアすることも可能になります。

また、商品開発プロジェクト会議においては、メンバーの共通価値観として隅々まで浸透させる必要があります。

新商品が完成したり、新規事業が軌道に乗っていくまではまだまだ様々な障壁が待っています。

その障壁を乗り越えていくためには、メンバー(人財)の叡智(すぐれた知恵)が必要不可欠です。

お金(外注やアウトソーシング)では解決できない”想い(理念)”の創出と共有化には、メンバーの人財力こそが真価を問われる瞬間なのです。

何度も訴えますが、”想い(理念)”が真の商品力であり、企業としての努力や価値が、新商品の核心だということを忘れてはいけません。

投稿日: 2017年7月13日 | 2:29 am

新商品開発〜エイチメソッド〜 ”想い(理念)”の明確化

新商品に込めた”想い(商品理念)”を創出したら、速やかに”想い”の明確化を実施する必要があります。

新規事業開発の場合は、新事業に込めた”想い”です。その点では想いの創出は共通しています。

 

”想い(理念)”の明確化は”見える化・読める化・ささる化”のこと

新商品開発や新規事業開発が、全社的に及ぼす好影響については以前にも書きましたが、正のスパイラルを生み出す取り組みであることに間違いはありません。

そのため、商品理念(想い)が創出されたら、文章化・センテンス化、一言集約化が必要であり、プロジェクトメンバーのみならず全社的にオープンにしていきます。

ポイントは、

①見える化…ビジュアル的に”想い”を表現する。新商品や新規事業のブランドロゴなどを創ることです。後に述べますが、”餅は餅屋”という言葉がある様に、ブランドデザイナーに依頼することがベターです。小生も、提携してるデザイナーに依頼することが多いですね。

②文章化…商品に込めた”想い”は、キャッチコピーの創出に必要となります。新商品の特徴やウリを文章化し、キャッチコピーに活かします。

③ささる化…文章化を基にしたコピーライティングです。例えば、新商品が”食べ物”の場合、食欲をそそるようなキャッチが望ましい。専門のコピーライターに依頼するのがベターですが、経済的に余裕がない場合は、知恵を絞りましょう。

このように”想い”自体は、新商品のコア(核心)部分を表現したものです。表現することで、訴求力(求心力)が格段に高まります。

社内外への強力なアピール力となるのです。

投稿日: 2017年7月12日 | 3:11 am

新商品開発〜エイチメソッド〜 ”想い(理念)”の創出

商品の核心部分(または商品の根幹)は、その商品を生み出した人間(経営者や社員・スタッフ)の努力や価値です。

 

新商品開発は”想い(理念)”の開発である

新商品開発プトジェクトのチーム編成が終了したら、”想い”の創出に取り組みます。

実は、このフェーズが新商品開発の本質といっても過言ではありません。”想い”の創出に取り組まずに、”形”だけの製品開発に取り組むと、マーケティング活動の至るところで失敗に終わる場合が多いです。

新商品開発成功の確率は、一説では1/10とも言われます。それだけ、取り組み自体が難しい。しかし、難しいからこそ挑戦のしがいがあると思いませんか?

例えば、アパレル企業の場合、お洋服は”商品”でしょうか?違います。お洋服は”製品”です。つまり、「製造された品物」です。

では商品(商いをする品物)は何でしょう?それこそが、努力であり価値であるとエイチコンサルティングでは主張します。

その努力や価値を表現(言葉化)したものが”想い”であり、想いを創出することが、商品開発の根幹です。

新商品開発は”想い(商品理念)”の開発に他ならないと主張するのは、その所以です。

ちょうど、企業理念(経営理念やクレド)の創出と同じ考え方。

企業理念が、企業の価値や目的を表現したものと同じように、商品理念(想い)もその商品価値を表現したものと言えるのです。

投稿日: 2017年7月10日 | 11:12 pm