唐津にて 

唐津商工会議所様からの経営革新塾の講師をさせていただいたことをきっかけに、唐津市の元気な経営者のみなさまと新しいご縁がありました。

唐津市は、商店街がまだまだ元気で、地域の絆を感じることができる街です。

町中には現状打破を目指し、経営革新を実現させようとする経営者がおられます。

このブログを通じて、順次紹介していきたいと思いますが、今日は面白いお店に出会いました。

お店の名前は、「Cafe gofukumachi」(カフェごふくまち)といいます。

地元の食材を使った「サクサクパイ生地のピザ」が看板メニューです。小生がいただいたのは、もう一つの看板メニュー「ギョロッケドッグ」。

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ギョロッケと呼ばれる魚のミンチを材料にしたコロッケを挟んだホットドッグです(250円)。

焼きたてはサクサク感がたまらない!おいしい。

おやつにぴったりです。

「Cafe gofukumachi」(カフェごふくまち)

住 所 唐津市呉服町1818-3

電 話 0955-74-7117

営 業 9:00-19:00(18:30L.O.)

定休日 水曜、日曜不定

駐車場 なし

F B 「Cafe gofukumachi」で検索

唐津に行ったら是非ご賞味あれ。

投稿日: 2017年6月27日 | 6:37 am

冒険者たち−3 〜若きチャレンジャーたちの旅路〜

今日は、小生が心から応援している企業「PRESS」の支援日でした。

彼らが入居予定している佐賀市呉服元町のリノベーションビルは、7月にオープンします。

冒険者たち「PRESS」の一行は、来年(平成30年)2月に入居。複合ビジネス(プリントショップ、カフェ、ストリートダンススタジオ)がスタートします。

今回の支援は、経営革新計画申請後の佐賀県庁によるヒアリングに同席するものです。

経営革新計画は、長時間のディスカッションを通じて練り上げてきたもの。死角があるはずもありません。

具体的な施策・企画が入念に計画されています。

正直、業績数値計画はその通りに行くかどうか…わかりません。未来は分かりませんからね。

不透明な時代、経済環境、また佐賀市という地方都市の一角で、陽気で前向きな仲間たちと共に事業を立ち上げる、代表の菊池くん。

仲間の未来、将来、生活全てを背負って、船出していく姿がとても頼もしい。

6月末には、2ヶ月ぶりの作戦会議を控えています。仲間たちが集うその会議で、またどんな未来話に花が咲くか…楽しみです。

投稿日: 2017年6月19日 | 9:03 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 熱意の継続

新商品開発に限らず、経営全般に共通することですが、”熱意の継続”というものが重要です。

熱意の継続こそ成功の秘訣

熱意…エネルギーといってもいいでしょう。

新商品開発プロジェクトの場合、「商品ができあがる!」というワクワク感から、一気にスタッフのモチベーションが上がる傾向があります。

しかし、大事なのは「熱意の継続」です。先日、ある経営者から「熱意の継続」のコツはありますか?と質問されました。

商品開発にせよ、経営革新にせよ、ゴールなき戦いです。

新商品が出来上がってからが本当の勝負ですし、経営革新はイノベーションの継続がその成否を分けるからです。

では、熱意の継続のためには具体的な方策はあるのでしょうか?

正解というものはありませんが、エイチメソッドでは、「小さな成功体験」を推奨しています。

食品ですと、「少し美味しくなった」「少し原価を下げれた」…などちょっとした成功体験です。

カイゼン活動の継続と似ていますが、半歩前に進んで大成功!という発想です。それで、スタッフのモチベーションは上がります。

また、コンサルタントなどの支援者に商品開発プロジェクト会議におけるファシリテートを依頼するのもいいでしょう(腕によりますが…)。

へたなコンサルタントだと、帰ってモチベーションを下げてしまうことになりかねませんから…。

投稿日: 2017年6月18日 | 10:36 am

糸島にて… 〜絶品!またいちの塩〜

今日は家族でドライブ。糸島まで行ってきました。おめあては話題の”またいちの塩”を味わうことです。

製塩所工房「とったん」まで行き、製塩向上を見学したいと思いましたが、時間も遅く取材は次回となりましたが…。

販売店・古民家カフェ「季節屋」「Sumi Cafe」にいってきました。

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駐車場から、小さな案内看板に従い歩いて行くと…

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少し姿勢を低くしないと入れないような、古民家カフェ(Sumi Cafe)の入り口が迎えてくれます。

メニューは、お昼のランチなどもありますが、時間が遅かったせいもあり、スウィーツとコーヒーメニューを注文しました。

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花塩プリン(ごま):左と花塩アイス(右)です。どちらも450円。

味は…とっても美味!塩自体がうまい。塩味や甘み、うまみが凝縮された天然塩が、ぱらぱらとふりかけられています。

まさに絶品!とてもいい勉強をさせてもらいました。

高品質(カフェでいうととても美味な)商品は、高価格でもファンがつく…また、現地現場で確認することができました。

16時くらいの来店でしたが、店内は満席でした。

こんなものも売ってありますよ。これも美味しかった。

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厚切りのポテトチップスに、付属のまたいちの塩を振りかけてシャカシャカ。

ドライブのお供にぴったりです。

いや〜、いい情報収集ができました。

 

 

投稿日: 2017年6月17日 | 8:33 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 目的と目標の捉え方

新商品開発をプロジェクト形式で進めて行く際に、目的と目標の捉え方は重要な意味合いを持ちます。

 

目的と目標は似て非なる言葉

弊社が提唱するエイチメソッドでの新商品開発は、目的と目標の軌道修正を行いながら進めていきます。

よく陥りがちになるのが、新商品開発そのものを”目的”としてしまうことです。

プロジェクト自体が頓挫してしまう原因を突き詰めると、商品開発そのものが目的となって(そのような認識)しまっていることが散見されます。

新商品開発自体は、経営の目的ではありません。

新商品開発の目的は、経営パフォーマンスの向上であり、一歩いい会社へと躍進することのはずです。

つまり、目的ではなく目標に過ぎないのです。もっと分かりやすく言うと”手段”といってもいいでしょう。

 

第3者による助言・支援のススメ

このように、新商品開発だけにとどまらずプロジェクト形式でソリューションに向かい合うとき、コンサルタントなどの第3者の支援をおすすめします。

何より、プロジェクト進行の長丁場において様々な軌道修正が期待できます。

ただし、コンサルタントはよく吟味してセレクトしましょう。あくまでも経営理念(価値観)を共有できる支援者であるべきです。

「企業は儲かってなんぼ…」と提唱するコンサルタントはあまりお勧めしません。

 

投稿日: 2017年6月16日 | 11:30 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 商品の定義2

新商品開発は、製品開発とは根本的に違います。商い(お金をもらう)をするためのモノだという認識が必要です。

 

高付加価値・高品質・高価格があたりまえ

中小企業が、新商品開発に取り組むとき、できるだけ低価格で…という価格競争を意識したプロセスは意味がありません。

中小企業は、高品質・高価格で勝負するのです。ここでしか手に入らない商品、お客様がわざわざ買いに来てくれる商品、のどから手が出るほど欲しがられる商品…を開発していくのです。

その商品にこめられた”想い”は、企業の努力(商品開発にとりくんだ努力過程)、企業の価値(理念やビジョン、社会貢献度)、プロジェクトメンバーのエネルギー(熱意)、試行錯誤した苦労…などが含まれます。

従って、高価格があたりまえ。高くてあたりまえなのです。

 

高価格で売れて、喜ばれる商品開発

お客様は、安いモノだけを求めているわけではありません。安かろう悪かろうでは、お客様満足度は満たすことができません。

また、超情報化社会の今日では、似たような製品・サービスは巷にあふれています。理由は簡単。模倣がたやすいからです。

中小企業が新商品開発に取り組む際は、お客様から喜ばれて高価格で売ることのできる商品というテーマで取り組みましょう。

 

最大で最強の商品

中小企業にとって、最大で最強の商品は何か?

それは、主力商品(モノ)や定番商品(モノ)ではありません。最大の商品は、ヒト(経営者や社員)以外にないのです。

企業に集う人々の”想い”や”努力”が価値を創造します。

その価値が新商品を生みます。商品そのものは、”想い”や”努力”を形にしたものに過ぎないのです。

投稿日: 2017年6月15日 | 8:28 am

新商品開発〜エイチメソッド〜 商品の定義1

企業が新商品開発に取り組むとき、”商品”というものに対する捉え方は重要な意味を持ちます。

”製品”と”商品”の違い

似たような言葉ですが、製品と商品は全く概念が違います。製品とは「製造された品」と書きます。反対に商品は「商いをする品」と書きます。

その違いは、何でしょうか?

「商いをする品」とは、「お金をもらう品」ということです。

「製造されたモノに、魂(価値)を吹き込み提供し、お金をいただく」のです。

新商品開発に取り組むとき、このことを十分に吟味してから取り組まなければ、価値ある取り組みにはなり得ません。

 

製品を商品に変える…

では、新商品開発における商品には、どんな価値が吹き込まれているのでしょうか?

それが、開発に対する”想い”なのです。プロジェクトメンバーや企業全体が向き合った努力といってもいいでしょう。

喧々諤々の議論をしながら、試行錯誤の開発過程を経ながら、額に汗、脳に汗しながら一生懸命取り組んだ”価値”です。

その過程で、製品は商品に変わっていきます。お金をいただくことのできる商品に生まれ変わります。

 

中小企業がイノベーションの過程で取り組むのは、新製品開発ではなく”新商品開発”であることを忘れてはならないのです。

投稿日: 2017年6月14日 | 9:10 pm

社員教育で外せないモノ

社員教育に関する相談が増えています。経営者のお悩みは、ヒトとカネの問題に集約されるということでしょう。

社員教育の悩みは、

①社員のモラールがなっていない。研修をしてモラール向上をしてほしい。

②モチベーションが低い。社員教育でモチベーションアップを図りたい。

③クレームなどを放置する社員がいる。きちんと教育してほしい。

などなど。

社員教育の是非を問うつもりはありません。研修制度の充実により、社員満足度は向上していきますから。

社員教育は、経営者がきちんと向き合わないと、効果がないことを断言していきます。外部機関(教育会社やコンサルタント)任せにしておくと教育効果は半減します。

経営者が向き合うこと…それは、経営理念に沿った(合わせた)教育方針・研修プログラムを立案することです。

できれば、会社の経営理念や沿革やビジョン、課題などを経営者自ら語りかける内容を盛り込みましょう。

我が社の経営理念(経営の目的)が、何か?どんな価値を社会にもたらすのか?じっくりと語りかけてください。

我が社がいかに素晴らしい、魅力あふれる会社なのかを社員に理解してもらうことがもっとも大切です。

 

投稿日: 2017年6月12日 | 11:13 pm

人にやさしい会社訪問 with 坂本光司先生 〜田島興産株式会社〜

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平成29年6月8日(木)、佐賀にて坂本光司先生の講演会の日。佐賀市内の住宅関連サービス企業:田島興産株式会社さまに企業訪問しました。

「講演会前に会場近くの企業を訪問したい。どこか紹介できないか?」

坂本先生から相談を受けたのきっかけです。

今回の講演会に社員の皆さまも含めて、15名のお申し込みをいただいたことなどを思い出し、「きっと坂本先生の主張される経営に共感なさっている企業なんだろう」と思い、自信を持ってご紹介いたしました。

田島興産株式会社

佐賀市水ヶ江にある躍進企業です。

社員数約40名。住まいのホームドクターとして快適住空間の提案・改修・メンテナンスを手がけ、創業は大正11年。企業設立昭和36年以来、赤字を記録していないそうです。

田島広一社長は、法政大学出身とのことで坂本先生の後輩。小生の大先輩でもありました。

田島社長の、社員や取引先をとても大切にする企業方針や姿勢、理念を伺い、坂本先生をお連れしてよかった…と心から思いました。

 

ホームページを見てもらうと、とても清潔感あふれる企業であることが伝わりますよ。

http://www.tajimakosan.com/main/7.html

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佐賀の躍進優良企業、田島興産株式会社。

坂本先生を通じた、良きご縁に心から感謝です。

投稿日: 2017年6月11日 | 5:38 pm

新商品開発〜エイチメソッド〜 チームづくり

新商品開発に取り組む際、チームづくりは基本中の基本と言えます。

プロジェクトリーダーは最高意思決定権者に…

理想は、プロジェクトチーム(ピックアップメンバー制)として機能させることです。しかし、ここに落とし穴があります。

プロジェクトリーダーは、最高意思決定者(中小企業ならば社長)にしなければなりません。完全に独立した部隊として機能させてしますと、肝心のフェーズ(特に予算立ての時)にプロジェクト自体が頓挫します。

もしも社長がプロジェクトリーダーに就任しない場合は、最大限の予算も与えることがマストです。

ただでさえ、新しいことに取り組む時は、いつの時代もエネルギーや手間(時間)、そして組織的なアレルギーなどのしがらみが阻害します。

また、新商品開発は時間との戦いでもあります。同業他社(競合先)が同じコンセプトの商品を先に出してしまうリスクがあるからです。

プロジェクトを強力に、電光石火で進めていくには、旗振り役であるリーダーが、最高意思決定者であることがベターなのです。

 

チームづくりも慎重に…

チームは、構成ファクター(例:開発、マーケティング、生産など)ごとの構成員で取り組みます。開発→生産→マーケティングという一連のビジネスフローは、全体最適の取り組みだからです。

構成員は、それぞれのファクターに対して2〜3人がベターでしょう。

あまり多い人数だと、意見が出すぎて議論が進みません。短い時間でスピーディーに意思決定していくためにも、チーム構成と人構成人数は留意して取り組みましょう。

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投稿日: 2017年6月10日 | 9:43 am