秘密会議 〜未来を創る打ち合わせ〜

今日は終日、ITコンサルの友人に弊社オフィスに来てもらい、エイチ・コンサルティングのホームページ関する打ち合わせを実施しました。

その友人は以前の同僚で、何かと気が合う男なのです。フィーリングいいますか、ウマが合うとはよく言ったもので、小生の意図を以心伝心的に理解してくれます。

ただ…困ったことに、ディスカッション(という名の雑談)が多くて、ホームページに関する打ち合わせがなかなか…。

けれど気の合う友人との未来型の打ち合わせは、本当に愉しいですね。6時間があっという間に過ぎ去りました。

まさに秘密会議。ホームページ関する打ち合わせから、ブログのヒット率アップ策に関する助言…それからビジネス(商売)に関するワクワクする話まで…充実した時間でした。

ホームページは、7月くらいになりそうかな…魅力的なサイトに仕上げて、オープンしたいと思っています。

中小企業診断士として、クライアントに寄り添う町医者型経営コンサルタントとして、面白い商売を追いかける商いジャーナリストして、経営の現場に肉薄した興味深いお話をドンドン情報発信していきたいと目論んでいます。

ありがとう、山下くん。今日も楽しく作戦会議ができました。

投稿日: 2017年5月10日 | 6:57 pm

経営会議のあり方 〜空気感が変える〜

今日も福岡に出かけ、クライアントの店長会議に終日参画しました。その企業様は販売会社ですが、自社の”これから”を皆が真剣に考え、変わっていこうという意識が溢れる会社です。

コンサルタントしてそんな企業にご縁がったことに、ただただ感謝です。

さて、企業にとって会議というのは、議論して意思決定するために欠かせない仕組みです。

ただ、販売会社によるみられるパターンですが、数字的な業績の個人攻撃をして、却ってモチベーションを下げてしまうという現象…。この現象は、業態に関係なく業績重視の会社によく見られます。

会議というものは、「議論してアウトプットした内容が参加者のモチベーションを上げるもの」でないと意味がありません。

個人攻撃したり、責任を押し付けたりするものでは、会議などないほうがマシですね。

中小企業経営というものは、一致団結して課題解決にあたるというのが基本です。

活発で遠慮ない、また建設な意見が飛び交う会議が理想です。経営者やコンサルタントは、その空気感を演出する重要な役割を担っています。

悪い会議は、閉塞感が漂い、個人攻撃が横行し、トップが吠えまくる会議です。

そんな会議は全くもって時間のムダ…と言えます。

投稿日: 2017年5月8日 | 11:09 pm

黒帯の価値 〜空手昇段審査にて〜

今日は、小生と息子が習っている空手道の昇段審査に参加してきました。会場は福岡県新宮町です。空手の流派は、四大流派の一つで和道流(わどうりゅう)といいます。

今日は、息子(小学6年生)が黒帯(初段)に挑戦しました。幼稚園、年長から始めた空手。よくここまで続けてくれたと思います。

結果は、初段合格。ここまで来るのに、6年間。きっとつらいこともあったと思います。

今日の審査型は平安四段(ピンアン4段)。割と得意な型だったので、少し安心して見られました。しかし、本人はとても緊張したそうです。

息子が合格の発表を受けた時は、思わずウルっと(涙腺がゆるみ)きてしましました。同じ空手を習っているものとして、今まで厳しい指導もしてましたし、訓練も課してきました。

つらいことも、逃げ出したいこともあったと思います。

和道流空手の黒帯は難しいです。初段取得まで4〜5年普通にかかってしまします。

小生の道場でも、これまでの入門者の中でも10%ほどの取得率とのこと。

それだけ価値が高いのです。

何はともあれ、息子よ、おめでとう…またひとつ、夢を叶えたね。ありがとう。

投稿日: 2017年5月7日 | 10:23 pm

中小企業診断士の使命感−2 〜経営コンサルタントとして〜

中小企業診断士がクライアント様をご支援するとき、ファーストアプローチに必要なものは特にありません。

もちろん、自分の培ったノウハウやメソッドをフルに活用しますが、初めの訪問面談(ヒアリング、現地調査)では、不要です。

このファーストアプローチはとても重要なフェーズです。何のため重要かというと、コンサルティング支援のお仕事をいただけるかどうか…にとって重要なのです。

そのとき、中小企業診断士は、あらん限りの「知識」「知恵」「経験」「人脈」「ブレーン」「開発ノウハウ」…などを駆使して、クライアント経営状態に肉薄します。

これが、俗に診断と呼ばれるものです。

中小企業診断士…食えない資格とか独立しにくい資格とかいう輩もいます。しかし絶対にそんなことはありません。

悩んでいる経営者は多勢いらっしゃいますし、その方々の未来をクリエイトする仕事は、無限です。中小企業診断士の活躍の舞台は無限にあります。

今、中小企業診断士資格取得に向けて日々努力されているあなたへ。きっと未だ見ぬ・未だ会えぬ志高き経営者があなたを待っているはずです。

投稿日: 2017年5月6日 | 11:50 pm

中小企業診断士の使命感−1 〜経営コンサルタントとして〜

経済産業省登録資格の中小企業診断士という職業をしています。時々、その仕事ってどんなことをするんですか?と聞かれます。

先日も小生のクライアントが、顧問税理士先生から、「中小企業診断士に相談するより、私(税理士)にしてください。」と言われて戸惑ったと言っていました。

経営者がだれに相談するか?それを決めるのは経営者自身であり、コンサルタントや税理士が押し付けるものではありません、絶対に!そんな発言をして恥ずかしくないのでしょうか…?

さておき、中小企業診断士の節目10年目を迎えました。中小企業診断士は「経営コンサルタントの国家資格ホルダー」です。
中小企業診断士は、よく「企業経営を診断する人」と捉えられます。「診断士」という名前からでしょうか…。

あえて小生の(勝手な)定義をします。それは、「価値と価値を組み合わせて”新しい価値”を創造する人(あるいは支援する人)」です

その意味合いは、完全に未来思考型・未来を創造するお手伝いをする専門家なのです。

顧問クライアントの未来を創り出すお手伝い…そのためには、クライアントの経営の実態に“肉薄”しなければなりません。寄り添わなければなりません。

上から目線で、経営者を指導するような輩や姿勢では、クライアントの未来を創り出すお手伝いなど到底で不可能でしょう。

〜つづく

 

投稿日: 2017年5月5日 | 11:55 pm

つかの間のリフレッシュ

2017年のゴールデンウィークも残り3日。今日は、息子が机に向かっている合間に一人で出かけました。

久しぶりの一人時間。狙うは、シーズンに入ったばかりという「手長エビ」です。

初めて挑戦するメソッドなので、情報収集から始めなければなりません。昨年から挑戦しようと思っていた釣りですが、仕掛け購入と下見などができただけでした。

さて今日はたっぷりの3時間ほど、一人「つかの間のリフレッシュ」を楽しみました。向かった先は、佐賀市近郊の「丸目水門」とよばれる手長エビ釣りの名所。

餌は、砂虫がいいとのことで10g(103円)を購入しました。

シーズンが早いせいか、なかなかアタリがありません。しかし、ポイントをゴロタ周りに変えた途端。きました!初めての手長エビ!

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小さな小さな(約7cm)オスの手長エビです。やさしくリリースしてあげました。

地味でシブい釣りだと思います。しかし、ウキがスーっと移動したり、ポコポコと反応があったりすると、たまらない緊張感が味わえます。

つかの間のリフレッシュ。こんな時間も大切ですね。

投稿日: 2017年5月4日 | 12:49 pm

理念経営の価値 〜想いの共有が企業発展の条件〜

このブログを通じて、何度も訴えている宣言のひとつに経営理念(企業理念)の大切さというものがあります。

企業理念は、日本的経営唯一の特徴ではありません。アメリカで誕生した大企業、ジョンソンアンドジョンソンの「我が信条 Our credo」は有名ですね。

日本国中の躍進企業は、例外なくこの経営理念をしっかりと創り、実践しているのです。どんな大企業でも、はじめから大規模だったわけではありません。最初は、小さな小さな零細企業からスタートしてるのです。

この世に生まれた中小企業が、規模が大きくなる過程で陥りやすい落とし穴に「想いのズレ」があります。企業に様々な価値観の人材が入り、育っていく。その過程で、想いの共有が実現していないと、せっかく縁があった大切な人財がを失う結果になる事が往々にしております。

従って、経営理念という名の「価値観と事業目的」の共有化を図り、想いをひとつにして経営課題に立ち向かう体制づくりが肝要です。

小生がお手伝いする様々なクライアント様。例外なく永続発展してほしいと切に願っています。

そのため、経営理念の共有度合いをいち早く診断するようにしていますし、ない場合は社員を巻き込んで創出することをお勧めしているのです。

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投稿日: 2017年5月3日 | 10:28 pm

ゴールデンウィーク2017 〜波佐見焼まるひろ〜

ゴールデンウィークに入り、今日は家族サービスで有田陶器市にでかけました。目的地は、”有限会社まるひろ”というお店です。波佐見焼ブランドで近年脚光を浴びている会社です。

佐賀市内から波佐見町まで、車で約1時間。朝6時に家を出ましたが、駐車場の有田ポーセリンパークに着いたのが7時過ぎ。すでにシャトルバスが行き来しており、来場者の多さを予感させました。

お店に着いた途端、人の海!。ざっと5000人以上はいたと思われます。小生家族が4900番代の整理券でした。

到着から約1時間半待ち、やっとお店に入れたのが8時半過ぎです。

店内は、リーズナブルな陶器商品を求めるお客さんでごった返し。

しかし…陳列された商品は、スマートでおしゃれ。

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マグカップです。家族全員分購入しました。

こんなユニークなカップもありました。思わず買おうかと思いましたが、家内にヒカれましたので泣く泣く諦めました…(笑)。

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ブランディングは、品質も大事だけど「見せ方」「伝え方」も大事ですね。改めて勉強になったひとときでした。

波佐見焼ブランド 有限会社まるひろ 行ってみる価値アリですよ。

 

投稿日: 2017年4月30日 | 11:48 pm

冒険者たち−2 〜若きチャレンジャーたちの旅路〜

佐賀市呉服元町の雑居ビルリノベーション事業に参画し、複合ビジネスを立ち上げる若者たち。昨日は、そのエネルギッシュな彼らの支援日でした。

複合ビジネスは、カフェ事業・ダンススタジオ事業・衣料プリント事業の総合体です。

それぞれの事業が基幹人材を中心に、利益創出体として存続していくよう計画しています。

今回は、カフェ事業に関するメニュー開発、BEP(損益分岐点)算出、運営(オペレーション)などに関する事柄をじっくりとディスカッションしました。

若きチャレンジャーたちは、エネルギーに満ち溢れ、目をキラキラさせながら事業計画を練っていきます。ディスカッションでは、つい目が行きがちな低価格路線などを軌道修正します。

中小のカフェ店では、低価格メニューは勝負になりません。いかに高付加価値で喜ばれるメニューと接客サービスを提供するか…深い議論の中身は、そのことに終始しなければなりません。

メニュー開発は、企画→開発(試作)→試食→原価計算→検証の繰り返しです。

来年の2月。新しく船出する新カフェ。船出が楽しみです。

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投稿日: 2017年4月29日 | 4:57 pm

町の酒屋さんの復活劇−2

今日は唐津市に赴きました。商工会議所のミーティングルームをお借りして、町の酒屋さん(ワインセラーカワハラ)の経営会議を支援しました。

終日、お店の”これから”について話し合いました。やはり、未来を描いていく過程を描いていくことは楽しいです。あっという間の6時間でした。

議題は、お店づくり(ワイン角うち)や”おしゃれなPOP”づくりによる情報発信など多岐に渡りました。

中でも、差別化(オンリーワン)戦略については、さまざまな建設的な意見が出ました。老舗の酒屋さんならではのPB商品(プライベートブランド)を創っていくことを計画しています(詳細は企業秘密です…すみません)。

このお店の最大の強みは、後継者(長女さん)がしっかりと未来を見つめていることです。後継者が不在で将来が見えない中小企業が多い中、この店は早くから後継対策に着手されていたのでしょう。

また、後継者の長女さんはワインの知識がとても豊富なプロフェッショナルです。こちらが勉強になる程です。これから数ヶ月が勝負の時期。しっかりとこの小さな小さな企業をしっかりとサポートしていきたいと思っています。

町の酒屋さんの復活劇!乞うご期待です。

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投稿日: 2017年4月27日 | 9:16 pm