企業努力は報われる…。

いつの時代でも、そんな状況下でも努力は報われる…これは歴史が証明しています。中小企業経営における厳しい環境下においても、自社の理念経営をブラすことなく努力している会社は、かならずお客様から支持されるのです。

ましてや社員ならなおさら。自分が所属する会社が「一歩でもいい会社になってほしい」と思わない社員はいません。

いい会社になるための努力は、社員のモチベーションを上げ、社員自体の頑張りを誘発して現状打破をしていくはずなのです。

問題は努力の方向性です。

ここに大きな落とし穴がある。努力は、企業価値を上げるための努力という意味です。その意味では打ち手は無限にあります。

特にコロナ禍のような環境下においてはなおさら…です。

こういう時こそ、自社の内部を見直しましょう。

おすすめは「商品やサービスの開発・検証による品質ブランシュアップ」です。このパンデミックは必ず収束の時を迎えます。すでに収束しているという専門家もいますから…。

アフターコロナを見据えて、U時回復をしていくため最大の戦略と言えます。もちろん、社員自体の教育や成長戦略も大切。中小企業経営にとっても最大で最強の売り物は「人財」なのですから。

社長。貴方の会社の商品は本当にお客様に自信を持って提案できるモノですか?

そのストロングポイントが、末端組織まで理解・浸透できていますか?アフターコロナに備えてやるべき最優先戦略。

是非具体的にアクションプランニングして、実践してみてください

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投稿日: 2022年2月1日 | 5:58 am

ブランディングと営業戦略

営業部隊は、企業経営者がもっとも期待を寄せがちになる部署と言ってもいいでしょう。直接部門の最たる部署であり、ビジネスをまとめてくる営業部は、企業に最重要な血液たる「カネ=金」をもたらしてくれるありがたい部署です。

それだけに期待も大きい。中小企業経営ならばなおさら。常に資金繰りや業績結果が経営の行く末に直接影響を及ぼすからです。この営業部隊ですが、企業全体としてブランディングに取り組まないと、みるみる組織疲弊して行きます。

営業部は、自社の製品を販売してお金を回収してくる部門ですから、武器が必要となります。武器なき営業部は、ビジネスという勝負事になかなか勝つことはできないのです。

「気合い、根性、勘」(3K営業というそうです。。笑)に頼った営業戦略は、必ず負けます。特に今日のような超情報化社会においてはなおさらです。

営業戦略により、営業部が安心して自社商品を提案できるようなビジネス環境を整える…これは経営陣のミッションです。ここで営業部隊が持つ最大で最強の武器が「ブランディング」なのです。

「面白い商品」「他にはない商品」「ユニークな商品」「興味深い商品」…。そのトンがった部分をコピー化して、お客様に自信を持って堂々と提案できるブランディングこそ、これからの営業戦略立案にはマストです。

「営業成績は訪問数に比例する…。」や「飛び込み訪問でアプローチする…」などは20年ほど前にとっくに時代遅れとなりました。

ホンモノしか残れない時代。本物の商品、本物の接客・提案、本物の企業努力。まさにブランディング経営が問われる時代と言えましょう。

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投稿日: 2022年1月31日 | 5:56 am

ツールは所詮ツールである!

一見便利そうな経営管理ツールが世間に溢れている今日この頃。これを推奨するコンサルティングファームも数多く存在しています。

明言しておきますが中小零細企業において、ツール自体を揃えることにあまり意味がありません。豊富な人的資源を有し、使いこなすだけのインフラを揃えた大企業経営ならば話は別ですが…。

経営実態を把握しないで、便利性を追求した経営ツールばかり提案して来る経営コンサルタント(を名乗る)業者も多い。多大な投資が、「身の丈に合わずにもったいなかったね…」と後悔しないように、セレクトしたいものです。

僕のコンサルオフィスにも、この手の営業連絡やメールが頻繁に届きますよ。正直いって、導入する予定はありませんから時間の無駄です。

「クライアントを増やしたいですよね?」とか「もっと有名になりたいですよね?」とか言うのが彼らの常套文句です。笑ってしまいます…笑。

曲がりなりにも、こっちは顧客開拓(マーケティング)のプロです。プロである以上、クライアント様からのお仕事は間に合っていますし、クライアントは慎重にセレクトしています。

さておき、ツール系の提案のみしてくるコンサルティング会社には要注意です。本物のコンサルタントならば、企業の実情に肉薄し、「本当に必要なのか?」「使いこなすことができる内部環境か?」を冷静に診断した上で提案して来るはずです。

多大な投資をして、リターンが薄かった…などと後悔しないように、冷静に判断してください。そのためには、ブレーンとなる信頼できるパートナーを日頃から確保しておくことをおすすめします

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投稿日: 2022年1月28日 | 5:03 am

中小企業経営者のARIKATA学【経営者のリスペクトファクター…2】

【社員に「ありがとう」って伝えていますか?】

中小企業経営者は、社員に恐れられると同時にリスペクトされなければなりません。また、慕われなければなりません。

以前、経営者は恐れられてナンボ…と主張している経営者がいましたが、結局社員と同時に会社自体を売り飛ばした人でしたから、その主張通りの所業をされた訳です。

何度も言いますが、経営(商売)は「想いの集合体」です。生き物です。生きているのです。物体ではありません。

想いの集合体である以上、感情があるのです。その感情は、環境によって上下します。当たり前ですよね。

感情はモチベーションに直結します。これも当たり前。

社長は、社員に対して「ありがとう!」と直接感謝の気持ちを伝えていますか?

「そんなの恥ずかしいよ」とか「そもそもなんで感謝しなきゃなんないの?」とか思っていませんか?

人は金で動きませんよ。どっかの国じゃあるまいし、ここは日本です。日本人は金で動きません。金で動く人材は、金で去っていきますよ。

社長から「ありがとう!」と言われたスタッフは、確実にモチベーションを上げます。もちろん、闇雲にいうことはありません。きちんとした貢献理由があった場合でいいのです。

そして、「ありがとう」が溢れている会社に「悪い会社」は存在しません。社員に対する感謝、お客様に対する感謝、関係先に対する感謝の気持ちは「言葉」で伝えましょう。

率先垂範は、経営者が担っているのです。

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投稿日: 2022年1月27日 | 5:23 am

中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【63】

【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士のリサーチスキル その4〜】

中小企業診断士のマスト・スキルに「ヒアリング」という技術があります。「ヒアリングはプロのなせる技」というのが僕の主張です。

下手なコンサルタントは、ヒアリングができません。もっともダメなパターンは、「ヒアリングの途中で相手の話を遮り、自らの主張ばかりする」というもの。

ヒアリングは忍耐が必要なスキルです。相手の主張や言い分にじっと耳を傾け(傾聴スキル)、真の要望を探る。ここでは決して、話を遮ってコンサルタントの主張をしてはいけません。

以前いましたね。すぐに自分の主張をしたがる自称コンサルタントが…。残念感満載です。

ヒアリングは忍耐が第一です!

次に相手の言いたいことを、十二分に引き出し「抽象化」するテクニックが必要です。

「抽象化」とは「要するに◯◯」ということです。この抽象化も、訓練が必要です。抽象化できないと話が飛び飛びになり、核心的な提案ができないのです。

そして抽象化したフレーズを「オウム返し」で繰り返します。すると、相手も言いたいことが整理整頓されて、頭の中がクリアになります。

ヒアリングは相手の「頭の中をクリアにする」作業といっても過言ではないでしょう。その結果、ラポール状態が生まれます。

ラポール状態は「心の融和状態」であり、打ち解けた人間関係が形成された状態のことです。

つまり、クライアント(経営者)が「この人は信用できる。全て話しても大丈だ」という状態になるということです。

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投稿日: 2022年1月26日 | 5:55 am

現場で降りて来るブランディング戦略アイデア

中小企業経営支援を生業とする専門家は、経営コンサルタント、国家資格ホルダーである中小企業診断士。また、税理士や公認会計士、社会保険労務士と言ったところでしょうか…?

こと、ブランディング戦略の立案や実行支援は、中小企業診断士(経営コンサルタント)の出番である!というのが僕の普遍的な主張です。

このブログやメルマガで、再三訴えていることですね…笑。

このブランディング戦略の立案は、オンラインや遠隔でのコンサルティング支援ではまず不可能です。中には、オンラインでコンサルティングを…などという専門家もいますが、本当にできるかどうか…甚だ疑問です。

もし、そのようなコンサルティングを可能にして極上の支援サービスを展開している中小企業診断士(経営コンサルタント)が存在するならば、この業界のイノベーションだと断言できます。

ブランディングは「品質」が命であることを再三主張していますが、その品質はオンラインで価値測定ができません。

やはり、製造現場や販売限に赴き、調査測定する三現(現地、現物、現時)に基づいた事実確認が必定です。

フレームワークだけの表面的なコンサルティング(助言やアドバイス)は可能ですよ。残念ながらこれは、コンサルティングとは呼べない。ただの表面分析です。

本物のコンサルティングは、現場に答え(戦略)が眠っています。ブランディング・シーズはなおさら…です。

オンラインで可能な支援は、座学型の研修くらいでしょうね。研修とコンサルティングは根本的に違いますから…。「まぜるな危険!」ですよ

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投稿日: 2022年1月25日 | 5:13 am

企業ブランディングが強い経営基盤をつくる…

企業経営の基盤は強固であればあるほどいい…。当たり前ですよね。好不況に関係なく、適正利益を叩き出す企業は、商売の理想と言えるでしょう。

実はこれ。ブランディングのなせる技なのです。企業ブランディングは結局のところ「お客様から選ばれる経営(商売)」を継続展開しているか…?にかかっているのです。

経営基盤とは何か?このブログで再三主張していますが、その正体は「客数(顧客数)」であるということ。

ただの客数ではありません。顧客(リピーター、ファン)の数のことです。この顧客数を増やしていくことは、ブランディング価値の向上と明らかに比例しているのです。

つまりブランディング価値が上がれば上がるほど、顧客数が増えていくということです。

顧客が増えるということは、外部環境の逆風に対して明らかに強い経営基盤を作ることができます。中小企業経営のあるべき姿は、ブランディング(高付加価値)経営であると主張するのは、そういう理由からです。

昨今のコロナ情勢…。中小企業経営を取り巻く環境に対して、多大な影響を与えました。今後もそのような激変環境が予想されます。

多少の外部環境にはビクともしない、強い企業基盤を作るには、自社の品質を今一度検証して「高品質・高価格・高付加価値」経営を断続的に展開してていくしかありません。

間違っても薄利多売経営に陥ることがないように…。薄利多売は、大企業が仕掛ける経営戦略であること。

中小企業とは生きるステージや領域が違うことを再認識する必要があるのです。

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投稿日: 2022年1月24日 | 7:10 am

ドラスティックに…。ドラマティックに…。

コロナのような全世界的な社会問題に際した時、自社の基盤が揺らぐような経営をしているとリスクが大きくなります。普段から経営基盤を強固たるものにする努力をしていると、逆風的外部環境にも耐えうるブランディングが確立されるのです。

このブログで何度も主張していますが、経営基盤の正体は「顧客様(ファンやリピーター)の絶対数」です。多くのお客様に支持されていると、緊急事態においても生き残っていけるオペレーションが展開できるのです。

コロナ禍において、大きな経営的打撃を受けた中小企業も多いはず。さまざまな戦略を見直し、経営のイノベーション(革新)を図る時期は今かもしれません。

経営の変革は、ドラスティックに実行することがコツです。ですが、ドラスティックだけでは、大企業のチープなリストラ策と一緒になってしまいます。中小企業経営は、何よりハートが大切。そこで、ドラスティック&ドラマティックな施策を展開することが重要です。

あまりにもドライな戦略を立ててしまうと、ブランディング力の乏しい中小企業はリスクが高まります。例えば、極端な人事降格戦略は社員の恐怖心を助長します。また、極端な仕入れ価格見直し戦略は、仕入れ先・外注先から見放されることになりかねない。

何よりもハートフルな経営が望まれる中小企業経営においては、ドラマティックな施策を併用するように心掛けたいもの。

ドラマティクでハートフルな戦略は、構成員(幹部やメンバー)と関係先(仕入れ先や外注先)の支持を得ることができ、モチベーションを確実に向上させるのです

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投稿日: 2022年1月19日 | 5:27 am

ブランディング戦略の種(シーズ)

ブランディング戦略がただの「デザイニング」や「コピーライティング」で成立するものではないことは明白です。単なるテクニックで、中小企業の究極の戦略とも言える「ブランディング」が成立することはないからです。

大切なのは「品質(クオリティ)」…。しかも絶対的な品質が問われるのです。品質を向上させるあるいは、維持発展させる仕事は経営コンサルタント(中小企業診断士)の出番となります。

なぜなら、経営(商売)の趨勢を決定する品質は「想いの集合体」であり、想いの引き出しと導きはコンサルティングの領域と言えるからです。

逆にいうと、デザイナーやコピーライターでもそのスキルを持っていると大変な武器にもなります。

さて、このブランディング戦略のシーズ(ヒントとなる種)は、どんな点にあるのでしょうか?

例えば商品開発や商品仕入れをしている場合、「なんか手間がかかるなぁ」とか「面倒くさいなぁ」と思うようなことはありませんか?実は、これがシーズです!

中小企業がブランディング取り組む場合、普段の努力と覚悟、継続するタフさが重要になります。また、超情報化社会の今日、常に新しい知的財産(ブランディング資産)は模倣のリスクにさらされています。

そこで、競合他社が模倣できない「手間がかかること」や「面倒くさいこと」にあえて取り組むことで、強みがさらに磨かれ、ブランディング(オンリーワンポイントの最強最大化)が可能になるのです。

ブランディング会議やマーケティング会議の議論の中で「手間」や「面倒」というキーワードが出てきたら「しめた!」と思いましょう。それはブランディング戦略のチャンスが到来した証左です

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投稿日: 2022年1月18日 | 5:24 am

中小企業経営者のARIKATA学【経営者のリスペクトファクター…1】

【業務日報って必要ですか?】

働き方改革が叫ばれ、時短労働が推奨される今日。僕の勝手なあるべき論のひとつに「業務日報の是非」というものがあります。

仕事柄、法律やガイドライン上で記録を残すことを課せられた日報もあるでしょう。ここで言いたいのは、経営者が「管理」という名の下に社員に課している日報のことです。

日報を導入しないで、業績が好調な会社もたくさん存在しています。日報を導入している経営者に聞くと、大抵の方が「日報を徹底しないと、社員がサボる…」というもの。

何だかモヤっとしませんか?「社長は、我が社の社員を信用していないのですか?」と聞きたいですね。社員を信用していない経営者が、逆に社員から信用・信頼されますか…?

中小企業経営は何度も言いますが、家族的経営が特徴でありストロングポイントです。社員から「社長と一緒に頑張りたい!」と言われてナンボですよ。

日報というものは「書くのが苦になる」書類ではいただけません。できるだけシンプルに…。定数化した簡単な策定ができるものがいいでしょう。例えば、本日の製造量とか、営業訪問件数とか…。

時々反省文などを書いている日報を見ますが、時間の無駄です。思い切って辞めてみましょう。

日報などで管理するよりも、経営理念の理解を促し、モチベーションをあげて仕事の価値や大切さを共有する社風を作って行った方がいい。

もちろん、時間も手間もストレスもかかりますよ。ただ、100年経営を目指すならば長期的な視野・構想で「日報での管理」など不要な会社を作っていきましょう

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投稿日: 2022年1月17日 | 5:00 am