中小企業診断士のマインドセットーARIKATA【62】

【中小企業診断士の成長プロセス 〜診断士のリサーチスキル その3〜】

2020年から2021年にかけたコロナ禍というパンデミックは、大きな社会的価値観の変革をもたらしました。当然、中小企業経営にも多大な影響を及ぼしました。良きも悪気も…です。

2022年1月現在。ほんの3〜4年前までは、オンライン会議が普通に行われるとは思いもしませんでしたし、テレワークも一部の取り組みでしかありませんでした。

しかし、関節部門を中心にテレワークが急速に普及し、もはや会社に通勤することなく自宅で業務を”こなす”こともできるようになりました。

今後「メタバース」が普及することも予想され、新しい働き方が発見・開発されていくことも十分に予想されます。

一方の直接部門はいかがでしょう。特に商売の最前線(フロントライン)での働き方。これは、やはり仮想空間でなく現実空間で行われるべき営みです(あくまでも予想ですよ…笑)。

コンサルタントのリサーチスキルもそう。リサーチは「現地・現品・原時」に基づく事実確認のことですから、ヒアリングだけでなく「五感を駆使した実地調査」に他ならない。

「メタバース」では発見できない事実を、現場に足を運ぶことで発見できるのです。

コンサルティングも同じくです。オンラインや仮想空間でのコンサルティングは、効果が全くないとは言えませんが、限りなく薄い支援しかできません。

現場に行って目で見て、触って、においをかいで、聴いて、味わってみないと革新施策は浮かぶはずがないのです

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投稿日: 2022年1月14日 | 5:21 am

ブランディングと組織構築の関係性ー1

強い会社組織を作りたい!…中小企業経営者なら誰でも思うところでしょう。あたりまえですよね。中小企業経営は「ヒト」が唯一無二で最強の経営資源尚ですから…。

この最強の組織構築は、ブランディングの志向を盛り込まないと貧弱なものに仕上がります。ブランディングは、何度も言いますが「品質(クオリティ)」が根幹。高いクオリティは、強固な絆で結ばれた経営組織でのみ成立します。

クオリティの中身は「企業価値や企業努力そのもの」だからです。立体的に構築する必要があるビジネスブランディングは、言い回しや言語化のような点(ポイント)で成し得ることは不可能です。

そんなに薄くて、脆いものではないのです。

強い経営組織で作られたブランディングは、顧客様に絶対的な満足度を供給することができます。

逆にいうと、モチベーションの低い、転職型退職者が多い会社の組織で作られたブランディングは長続きしません(というより、ブランディングとは言えませんが…)。

メンバーに落とし込むべき思考は「我が社が社会に投下する価値」や「我が社が揃える商品(サービス)の素晴らしさ」です。このマインドを持った社員がお客様と接する時、絶大な経営パフォーマンスをもたらしてくれるのです。

自信を持っていい製品を創りましょう。いい製品を揃えましょう。いい社員を育てましょう。いい会社にベクトル向けて邁進しましょう!

いい材料は仕入れ値が高い?価格勝負を思考するから思う壁です。いいモノを創り(仕入れ)、高く売る…これがビジネスブランディングの第一歩なのですから

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投稿日: 2022年1月13日 | 5:26 am

祝!『ローズテラス・スウィーツ&カフェ』in 佐賀空港 グランドオープン!

昨日2022年1月11日(火)は、僕の大切なクライアント「株式会社Rose(ローズ)」のスウィーツ&カフェがオープンした日になりました!

ここまで来るのがまさに奇跡!さまざまな方々に支えられ、ご縁をいただき、経営陣の方々心から感謝されています!

場所は、佐賀空港(正式:九州佐賀国際空港)3Fです。ここは『バラ』を主軸にした、さまざまな美味しい食べ物がたくさん用意されています。

試行錯誤を繰り返し、美しさや健康、何より美味しさにこだわり抜いた料理・スウィーツの数々を是非ご堪能ください。

お店の外観です!わくわくするような、品揃え。一度口にしたら忘れられないスウィーツやドリンクの数々…。

中でも、一番推しがコレ!バラのジュレ(仮称:天使のジュレ)です。抜群の美味しさ。癒されること間違いありません!

バラのエキスのゼリーに、バラのソフトクリームをのせて、バラの花びらをトッピングした一品です。はっきり言って、破壊力が違います!女性なら絶対に食べてみたいと思うはず。

値段?あえて言いません。笑。食べてみたいと思ったら、まず足を運ぶべし!

その他の推しメニュー…。『鯛茶漬け』『佐賀牛カレーライス』バラがどんな風にコラボしているか?どうぞ探ってみてください。

『バラのシフォンケーキ』『バラのパンケーキ』いずれも絶品です。

佐賀空港の滑走路を見ながら、是非癒しのひとときをお過ごしください!

投稿日: 2022年1月12日 | 5:38 am

地を這うようなコンサルティング

中小企業診断士の本分は「手間暇かけてクライアントの面倒を診ること…」であると思います。国家資格ホルダーである自覚と誇りを持ち、ご縁のあったクライアントに対して誠意誠実に向き合うことが約束されます。ごく稀に…ですが、決めたことを実直に守れないクライアント様もいらっしゃいますが…。

さておき、中小企業の経営コンサルティングというのは、大企業のそれとは根本的に違います。ITを駆使したり、AIが発達したりしても中小零細企業のコンサルティングは究極ハンドメイドです。

まさに「やり方」よりも「あり方」!中小企業診断士の活動も、あり方(姿勢やマインド)が問われるのです。

そこで従来から僕は主張しているのですが、経営コンサルティングは「現場、現物、現時」の三現主義に基づいた事実確認が命です。これは「地を這うようなコンサルティング」からのみもたらされます。

フレームワークやコンサルティング理論に長けていても、現場での地道な確認作業には敵いません。フレームワークは、現場で事実確認した後の検証で使うツールにしかすぎないのです。

診断士の皆さん。

クライアント様の工場内に入っていますか?

事務所内の空気感を感じていますか?

売場に立ってお客様の動向を確認していますか?

事実確認するポイントは無限です。確認するポイントはあればあるほどいい。

その昔…ろくなフィールドワーク(現地視察・調査)をせずにSWOT分析して戦略立案しようとしたコンサルタントがいました。SWOT分析のかくフレームに入力する情報は、徹底した事実確認調査の結果もたらされます。

それはまさに、地を這うようなコンサルティングの一環なのです

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投稿日: 2022年1月11日 | 5:28 am

事業断念を決断せざるを得ない事態…

長引くコロナ禍は、中小零細企業の経営を直撃しました。業種業態にこそ差がありますが、経営環境がさらに厳しい事態になった企業が多いことと感じています。

コロナ融資の返済がスタートし、さらに資金繰りが厳しくなる経営事態に備えるよう、これまで努力して来た企業はまだ見込みがあります。一方で、景気やコロナに責任を転嫁し自助努力を怠って来た企業は、これからの商売がさらに厳しくなることでしょう。

財務状況を診ると、何のために事業を継続されているのか??本当に厳しいなあと思う企業様も、かなり存在します。

中小企業診断士として、浮上の仮説が立案できればいいのですが、もはや打ち手なし…といた事態もこれから増えてくることでしょう。

個人的な見解ですが、3年以上にわたって返済キャッシュフローが捻出できない事業は、継続を断念することも選択肢だと考えています。

5年以上になると、なおさらです。もはや手遅れという事態が予想されます。

つまり、減価償却費と当期利益の合計が年間約定返済額を下回ってしまう現象です。

金融機関はかなり厳しく返済を迫って来ます。当たり前です。借金なのですから…。

なお、中小零細企業の場合、代表者が個人的に借金して企業に貸し付ける場合もあります。額にもよりますが、役員報酬以上の個人返済があるともはや何のために商売をしているか分かりません。

僕が、中小企業は無借金経営が理想!と主張するのは、そんな理由もあるのです

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投稿日: 2022年1月7日 | 5:28 am

【警鐘!】集客指南型コンサルティングの罠

ネットの仕組みを変えて、労せず集客できる仕組みを伝えます…。とか、労せず(手間をかけず)集客してマーケティングを成功に導きます…とか。さまざまな集客指南型コンサルティングが横行しています。それ自身、価値が全くない…とは言いません(念のため)。ただ、怪しいな…とは思います。

中小企業診断士として現場を駆け回る専門家の率直な感想です。まず、「労せず」って何でしょうか?そんな魔法のような手法があったら、なぜこんなに困っている中小零細企業が多いのでしょう?

「お客様を開拓する…」中小企業のマーケティングは究極コレです。しかも大切なのは、「新規客」を「顧客」に変えることです。つまり、ファン創りなのです。

このブログでも再三にわたり主張していますが、商売は「やり方」でなく「あり方」が問われます。テクニックで新規客が来客あるいは取引できたとしても、商売のあり方(ハートやマインド)が拙い場合は、顧客になっていただけません。

しかも、新規客を最も簡単に集客できるなどとは…その手法が本物ならば、ノーベル賞モノではないでしょうか?

困っている中小零細企業を是非救って欲しいものです。僕はありがたことに、新規のクライアント様と継続的にご縁があります。ただしそれは、コンサルティングの品質に常に磨きをかけていますし、情報発信も常に行っています。つまり不断の努力をしているのです。

本当に集客に向き合っているプロなら分かります。それは労せずできる代物ではないことを!

集客指南型コンサルティングを受ける際は、よくよく考えて慎重に取り組むようにしてください。

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投稿日: 2022年1月6日 | 5:24 am

企業ブランディングは”いい会社”づくりに直結する!

ブランディングというと、広告会社がその担い手…という認識が一般的ですが、これは立派に経営コンサルタント(中小企業診断士)の役割です。ブログでも何度も主張しているように、企業全体で立体的に取り組まないと、本当のブランディング戦略は確立できないからでです。

企業全体を言い方向に導くのは、コンサルタントの役目ですし、「いい会社」づくりに直結するブランディング戦略は、経営コンサルタントでなければ支援ができません。

「ただの伝え方」である、デザイニングやコピーライティングは部分的な担い手なのです。

僕は「ブランディング・コンサルタント」を自負していますが、提携している専門家とネットワークを作って、全体的なブランディング支援をしています。

そこは何よりも信頼感が大切です。どんな信頼感か?「間違いのない仕事をしてくれる!」といった品質に関する信頼感です。多少、高額でもいいサービスを提供してくれる専門家との連携。クライアントの課題に対して、親身になって寄り添ってくれる信頼感をもっとも重視しています。

当然のことですが、企業ブランディングは「いい会社づくり」に直結します。ブランディングに成功すれば、高付加価値経営が実現できます。高付加価値経営は、関わる人たちを不幸にしません。

社員に還元できるし、お客様にも喜ばれる施策を実行できます。また、仕入れ先とも良好な関係性を構築できるのです。

まさに、三方良し経営が実現できるのです

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投稿日: 2022年1月5日 | 5:48 am

中小企業ビジネスの基本はフェイス・トゥ・フェイス

DX(デジタル・トランスフォーメーション)が推奨される今日この頃。時代の変遷とともに、「効率化」の名の下「生産向上」がテーマとなり、さまざまな便利ツールが開発されてきました。そして、今後も続くでしょう。

中小企業経営は、「顔が見える」商売です。なぜならば、経営というのは「想いの集合体」であり、その想いを伝えるためには「フェイス・トゥ・フェイス」に勝る手段はないと断言できるからです。

ECサイトの販売がなぜ伸び悩むか…?想いの伝達に限界があるからなのです。とくに、ブランディングに直結する「オンリーワン・ポイント」はインターネットや通信販売では、その伝達(伝え方)に限界があります。

広告も同じです。広告や宣伝といった、いわゆる販促戦略は単なる「伝達手段」にしかならないのです。

ビジネスの本質(商品の正体)は、「継続的な企業努力に裏打ちされた、企業価値そのもの」ですから、フェイス・トゥ・フェイスで「顔が見える、同じ空気感の中で」提案するビジネスこそ、中小企業経営にふさわしい。

例えば、顧客管理。デジタルツール(SNSやクラウド)で顧客マネジマントをするのも結構。ただ、そこに人間の「モチベーション」が関わらないと宝の持ち腐れです。

デジタルツールに過度に頼ると、使いこなすことが目的化し、「手段の目的化」というタブーに陥るハメになります。

扱うのは、あくまでも人間。そこに熱い想いがあるかどうか?すなわち「あり方」が最も問われるのです。

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投稿日: 2022年1月4日 | 5:20 am

2022年『ブランド・コンサルティング』を極めます!

新年あけましておめでとうございます。2022年がスタートしました。失われた2年を引き起こしたコロナも、今年は必ず収束し、中小企業が本来の価値創造経営に邁進できる年になるよう、願うばかりです。

同時に、僕が推進するコンサルティング支援も、大きなイノベーションを起こそうと画策しています。笑

夢は大きく!今年も、中小企業経営支援の真髄を極めるべく、自己研鑽に励み、コンサルティング品質を磨き上げていきたいと考えています。

どうぞよろしくお願いします。

すでに1月のスケジュールはいっぱい。2月も2/3が埋まっている状況です。日程からいうと、あと2〜3日の稼働余裕しかない状況です。ありがたいことです。クライアント様とのご縁はできるだけ大切にして、町医者漢方医としての立ち位置は変えないでいきたいと思っています。

近年の僕のコンサルティング・クオリティ・テーマが「ブランド・コンサルティング」というものです。

「中小企業経営はブランディング経営である!」というのが、僕の主張です。間違ったブランディング経営は、社員・お客様の幸せの対局にあります。業績主義に走ったブランディング戦略は、失敗していく運命です。

企業全体で立体的に取り組む、ブランディング戦略は「企業努力を継続し、企業価値を高める」取り組みなのです。

ただ広告展開をするとか…、キャッチコピーを創るとか…、簡単なものではないのです。

中小企業診断士として15年の節目。経験と現場での実地研究から導き出した、本物の「ブランディング・コンサルティング」を提供していくことをお約束いたします

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投稿日: 2022年1月1日 | 12:00 am

2021年の終わり…

大晦日…。2021年も終わりです。あっという間の1年。ここ2年は失われた時代として、人々の記憶に刻まれるでしょう。2022年は、いい年になってほしいと心から思います。

ただ、毎年のことながら思うが、どんなことが起きても、全ては自分次第なんだと言うこと…。つまり「自責」ということです。ともすれば、人は他責(他に責任転嫁)をしがちです。

しかし、どんな環境下に置かれても「それは必然」と認識して、ひたすら自分のやるべきことをやる人。ビジネスの世界で幸せに生きている人は、須くそう信じて生きているのです。

自分もかくありたい。

2022年。愉しみしかありません。

コンサルティングという仕事のクオリティを、さらに高める試み。

中小企業診断士としてのブランディングを、さらに高める取り組み。

新しいコンサルティングビジネスを開発する取り組み。

趣味の空手で、大会に出場すること。そして上位を狙うこと。新しい趣味にも挑戦したい。

どんな経営者とのご縁があるだろうか?どんなビジネスとのご縁があるのだろう?

久しぶりに、大学院時代の同志と再開もしたい…。本当にワクワクすることばかり…笑。

きっと素敵な一年になることでしょう

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投稿日: 2021年12月31日 | 5:02 am