続・羅針盤 〜経営計画書はボトムアップ型で創出せよ〜

1月19日、20日の二日間にわたり、ある企業の福岡オフィスにて単年度経営計画書策定研修会をお手伝いしてきました。

その会社、初めての取り組みだったにもかかわらず、予想以上の策定スピード。驚きました。人財が揃っている企業は、理解度や策定スキルも高いですね。これからが本当に楽しみな会社です。

支援している小生も、とても充実感のある策定研修会になりました。

 

ところで…。

小生が『羅針盤』と呼んでいる単年度経営計画書(経営方針書ともいいます)は、経営首脳だけで策定してもあまり意味がありません。できるだけ各部門幹部(可能なら現場スタッフ)を巻き込んだ策定がベターです。

当然、数値計画もありますが、業績数値はあくまで目標であり結果現象です。時間をとって策定すべき内容は、数値目標クリアのためのプロセス(重点行動具体策)です。

業績数値計画は、部門毎にボトムアップ(現場からの自主的目標)型で策定しなければ意味がありません。

来期の目標業績数値を策定するときのポイントは、”がんばったら届きそうな数字、その頑張り方もイメージできる数字”の計画がもっとも現実的です。

昨年対比130%や150%などといった(達成可能根拠があるなら別です)、絵に描いた餅のような数値計画は立てなようにしましょう。

目標達成感を味わう事…これもスタッフモチベーションを向上させ、維持するための重要なポイントなのです。

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