志の航跡 〜仲間たちへのエール〜

平成17年4月。最愛の息子の誕生は、中小企業診断士第一次試験突破に向けたエネルギーに火をつけてくれました。

夜泣きや食事・入浴などの子育てと、勉強の両立は大変なものがありましたが、それもまた愉しい思い出となっています。

2回目となる平成17年8月の第一次試験。会場は前年と同じ、西南学院大学でした。

模擬試験でも、それなりの得点を挙げていましたし、かなりの自信をもって臨んだ2回目の一次試験。

結果は…556点。前年よりも成績が悪いという最悪な結果…。

2回目の挑戦も敗北でした。

これか国家試験なんだと、改めて思いました。国家がプロとしてこの仕事で活躍していいよ、という許可をくれる試験です。

簡単ではありません。

しかし、あんなに頑張って臨んだ2回目の試験で不合格。心がポッキリと折れる瞬間を経験しましたね。

それから、モチベーションがなかなか上がず、テキストに向き合えない日々。

そんな日々が2ヶ月ほどあったでしょうか?

その年、盟友のワタナベくんが見事合格を勝ち取ります。一緒に励ましあって頑張ってきた仲間の、一次試験突破は、心から嬉しかったですし、とても励みになりました。

1歳の息子を抱くたびに、3回目の挑戦に向けたハートに火をつけました。

この年、試験勉強の攻略戦略を大きく変えました。

中小企業診断士の第一次試験は、他の検定試験と重複する科目があります。

例えば、「財務会計」は簿記検定3級。「経営情報システム」は、初級シスアド(当時)、現ITパスポート。「経営法務」はビジネス実務法務検定2級といったものです。

その検定試験を受けて、本番の第一次試験に備えるというものです。結果、それが良かった。

初級シスアドと、ビジネス実務法務検定3級に合格。

本番試験でも、得点源(経営法務76点、経営情報システム82点)となりました。

〜to be continued〜

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