減収時代の中小企業生き残り戦略

人口の減少や少子高齢化、働き方改革による人件費の高騰、人材採用の超売り手市場の到来など中企業経営にとって逆風がふきあれる時代と言えます。

人財が”商品=モノ”を創造し、”業績=カネ”をもたらす唯一無二の存在です。

とするならば、これからはすさまじい減収(売上減)時代に突入していくでしょう。

 

すべての業種・企業が、それにさらされる訳ではないのですが、減収時代に対応する戦略は立案しておく必要があります。

 

減収時代の生き残り戦略は、高付加価値経営しかありません。

まちがっても、値引きや価格競争を挑むような戦略はとってはいけません。

 

高付加価値経営は、高粗利経営といってもいいでしょう。つまり、これからはますます”企業努力”を惜しまなかった会社が生き残る時代がやってきます。

企業努力は、付加価値に転換されます。

努力して努力して、いい商品を創り(あるいは仕入れ)、いいサービスを提供して売上を上げていく経営です。

また、減収時代だからこそ、客数主軸経営に軸足を置きましょう。

”どうせ、人口減なんだから客数を増やすことは避けたい”という考え方はナンセンスです。

つまり、消費人口が減少する時代だからこそ、競争は激化しますが、あえて増客(ファンづくり)経営に邁進する真価が問われるのです。

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