中小企業診断士の実際 〜診断士として稼ぐという価値

「足の裏に着いたごはんつぶ」などと、時々こき下ろされることがある、国家資格「中小企業診断士」。

つまり「取っても食べれない」資格という意味だそうです。

誰が言い始めたのかは不明ですが、この風評はあながち間違っていないような気がします。笑。

それは、中小企業診断士を”取っただけでは食えない”からです。

一方で、中小企業診断士は「とっても稼げる資格」であるとも言えます。

その条件は、ある努力をしたならば…なのです。

 

診断士という言葉のように(この言葉自体は非常に気に入っています)、「診断する専門家」に固執しては成長はありません。

腕利きのドクターを想像してみてください。

患者様の診断をした後、様々な治療提案をなさいます。

その提案を上から目線でしたり、ひとつの治療方法しか提示しなかったり、薬の副作用ばかり言って脅かしたりするドクターがいたら、信頼できませんよね。

残念ながら、このような先生型の中小企業診断士は、かなりの確率で出現します。

 

中小企業診断士は、「中小企業の個別課題に向けた提案を、どれだけ現場に寄り添い提案できるか」が生命線です。

ですので、企画提案書をバンバン提出しましょう。

当然、コンサルティングはボランティアでありませんから、有料の支援ということになります。

 

中小企業経営者は、さまざまな悩みを抱えています。また、中小企業は問題発生と解決の連続です。

その課題解決策を個別具体的に提案し、現地現場で支援する中小企業診断士は、稼げる資格としてまだまだ活躍のフィールドは広がります。

 

また、診断士の「稼ぎ=フィー」は、人気(=お呼びがかかる)のバロメーターだと認識しましょう。

そして、ひとつのクライアントに長く長く継続支援できている診断士かどうか?も実力・信頼度を図る尺度として重要です。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL