社内の内部制度を構築する価値

経営をしていると、ついつい日々の売上や儲け(粗利益)に目が行き、対外部施策(マーケティング活動や営業活動)に注力してしまいがちになります。

そして、間接部門(総務や経理、研究開発、企画)への投資や取り組みを怠りがちになってしまいます。

結果、売上や業績至上主義の経営(商売)に陥ってしまいます。

経営は総合力(バランス)が大切です。

”稼いでくる”営業部門のみ注力してしまうと、至る所に負担がきます。その負担は、内部統制の崩壊を招いてしまうのです。

社員が10人を超えたあたりから、経営は各種制度を構築していく必要があります。

経営は人間の営みであり、モチベーションがその成否を決するからです。

モチベーションを上げて、社員がイキイキと業務に邁進できるように、間接部門の活動は存在するといってもいいでしょう。

戦国時代の近隣との戦において、何が一番重要視されたか?それは兵站であるといいます。

物資や食料を供給するシステムです。

経営も一緒です。

後方支援の間接部門にかける経費をケチり、オペレーションを軽視していまうと、様々な箇所に不具合を生じます。

総合力を発揮するためのバランス経営を、展開していきたいものです。

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