環境ビジネス企業のイノベーション

佐賀県鳥栖市。ここには、(有)鳥栖環境開発綜合センターという元気な企業があります。食品の廃棄物や産業廃棄物の処理、そしてリサイクルなどを事業の柱とする会社です。環境ビジネスは、時代の変遷とともに大きくイノベーション(経営革新)を余儀なくされてきました。

(有)鳥栖環境開発綜合センターは、そんな環境の変化に対応し、需要を喚起して躍進している会社です。

この企業は、食品リサイクル事業として「有機肥料バイグリーン」を製造販売し、メーカーとしての機能も備えました。有機肥料自体は、様々な企業が製造を手がけて価格競争に陥っています。つまり、オンリーワンポイントが不明確なのです。また「使ってみなければ分からない」という商品特徴は、消費者の”手に取る行動”を鈍らせてしまいます。

当社でも、長年この課題に取り組んできました。ところが、ここ数ヶ月で累計9000袋(1袋15kg入り)売れています。それもそのはず、経営陣のマーケティング活動が凄いのです。

拡大地図を利用した、チラシの配布エリア戦略。その写真です。

ちなみに、コンサルタントである小生がアドバイスしたわけではありませんよ。社長・専務が考案して実行している独自戦略です。脱帽!

この会社は、社内も清潔感が漂い愉しい雰囲気をとても大切にしています。

無農薬有機肥料「バイグリーン」は、販促も注力しています。何と販売のほとんどが、来店によるものです。現在キャンペーン中(一袋110円)です。

努力は実る!それは個人も企業も同じですね。

イノベーションは、頑張る企業にもたらされる、「選ばれた経営戦略」であることを再確認できた1日でした。

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