規模の拡大が止まった時…。

中小企業の拡大路線は、構想通りに進まないことがよくあります。例えば、30人以上にはなかなかならない…とか、1億以上の売上になかなかならない…などの現象です。

その時には、振り返ってみてください。社員の成長が止まっているのではないか…と。

業績が伸びない原因はひとつ。社員の成長が伴っていないのです。特に順調に伸びてきた業績や、増えてきた社員数が伸びない時。

特に、経営幹部が成長していない場合が多い。しかし、その1番の原因は、経営者自信にあるのです。

得てして、経営者が何から何まで、やってしまうこと。これでは、体がいくつあっても足りません。

幹部が、メンバーの言動を見て、評価・叱咤激励できる(向き合える)人数は、せいぜい5人くらいまでしょう。

ということは、10人の会社ならな少なくとも、信頼できる幹部が2人以上はいることが望ましいのです。

50人の会社であれば、5人の幹部に支えられなければならない。社長は、自分が留守にしている時に、信頼して任せられる幹部を育てていますか?

例えば、経営計画書を幹部を巻き込んで、ボトムアップ型で策定していますか?いつまでも、経営者が一方的に考察して、策定していると、優秀な幹部が育つはずもありません。

業績ばかりに気になって、手足となってくれるメンバー・幹部を育てていないと、経営の拡大には限界が来きます。結果として、業績も伸びるはずがない。

いつの時代も、経営において数字をもたらす(稼いでくる)のは、ヒト=人財であることを忘れてはなりません。

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