中小企業経営者のARIKATA学【経営者のリスペクトファクター…2】

【社員に「ありがとう」って伝えていますか?】

中小企業経営者は、社員に恐れられると同時にリスペクトされなければなりません。また、慕われなければなりません。

以前、経営者は恐れられてナンボ…と主張している経営者がいましたが、結局社員と同時に会社自体を売り飛ばした人でしたから、その主張通りの所業をされた訳です。

何度も言いますが、経営(商売)は「想いの集合体」です。生き物です。生きているのです。物体ではありません。

想いの集合体である以上、感情があるのです。その感情は、環境によって上下します。当たり前ですよね。

感情はモチベーションに直結します。これも当たり前。

社長は、社員に対して「ありがとう!」と直接感謝の気持ちを伝えていますか?

「そんなの恥ずかしいよ」とか「そもそもなんで感謝しなきゃなんないの?」とか思っていませんか?

人は金で動きませんよ。どっかの国じゃあるまいし、ここは日本です。日本人は金で動きません。金で動く人材は、金で去っていきますよ。

社長から「ありがとう!」と言われたスタッフは、確実にモチベーションを上げます。もちろん、闇雲にいうことはありません。きちんとした貢献理由があった場合でいいのです。

そして、「ありがとう」が溢れている会社に「悪い会社」は存在しません。社員に対する感謝、お客様に対する感謝、関係先に対する感謝の気持ちは「言葉」で伝えましょう。

率先垂範は、経営者が担っているのです。

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