来るべき「極・人財不足環境」に備えよ!ー2

前回、同じ表題で人財不足環境に備えよ!という警鐘記事を書きました。今回はその続編です。

中小企業経営を俯瞰して見る時、人本経営というものの価値を深く考えます。「いい会社」というのは風邪通しが良く、経営者の顔色を伺って仕事をするような社風っではありません。

きちんと自らのミッションに向き合い、お客様へ提供する価値にしっかり向き合っているものです。

「極・人財不足環境」に備えなければ、結果的業績は伸びません。そして、自社の永続発展は実現できません。

人財対策の一環に、教育制度というものがあります。人材を人財に育む経営は、中小企業が必ず取り組むべき命題です。

「うちの会社は人財が育たない」と思っている経営の方々…。しっかりと信念を持って、ブレない教育制度を策定していますか?

経営者の最大の業務は「人を育てる」ことです。人的ネットワークの構築も大事です。財務的な管理も大事でしょう。

昔「経営者の最大の仕事はトップセールスである」と豪語していた経営者がいました。明言しますが、トップセールスは社長業の一部ではありますが、プライオリティが1番ということはない。経営者の最大の仕事は「人財育成」。特に「リーダー・幹部」の育成です。

優秀な幹部がいれば、会社は基盤が強固なものになり、結果的に発展していくでしょう。幹部が、次のリーダー・人財を育ててくれます。

業績至上主義の経営者に多い現象ですが、全ては業績(売上・粗利)がと宣言して、人財育成を蔑ろにする経営…。

「極・人財不足環境」に耐えることができず、衰退していくことは目に見えているのです。

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