デザイナー、コピーライター…そしてブランディング…

ブランディング経営を推奨するコンサルティングを提供していますが、相変わらず間違った認識が横行していることに辟易しています。「高品質・高価格・高付加価値」を実現するブランディングは、覚悟とモチベーションに裏付けされた継続力が必須です。この「高品質・高価格・高付加価値」は中小零細企業にとって、王道で目指すべき”あるべき姿”です。

品質はそれ自体「価値」という言い方ができます。商売や経営は「価値を提供してお金をいただくこと」ですから、「価値を上げること(をお手伝いすること)」が中小企業診断士や経営コンサルタントには求められる訳です。

世の中に、デザイナーやコピーライターという専門家がおられます。僕もよく連携して仕事をさせていただいています。とても重要なポジションだとリスペクトしています。

ただ、残念ながら彼ら・彼女たちのミッションは、「価値を伝え見せること」に留まっている現状があります。かっこいい・おしゃれなデザインや、刺さるコピーも重要ですがそれだけで価値は上がりません。

価値を上げることが目的であるならば、価値のコアである「品質」にアプローチすることが重要だからです。そしてその品質は目に見えた部分や物体だけではない。企業や組織の努力やプロセスのものも価値なのです。

ブランディングは、従来の品質を深く認識し、品質を高める努力に寄り添い、品質を価値として伝えるためのプロセスが大切。その重要な役割は、中小企業診断士が担っているのです。

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